総務省が21日発表した9月の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比で3.0%上昇しました。円安や資源高の影響で、食料品やエネルギーといった生活に欠かせない品目の値上がりが続いています。
【速報 JUST IN 】9月の消費者物価指数 3%上昇 消費増税影響除けば31年ぶり水準 #nhk_news https://t.co/t7J826qjor
— NHKニュース (@nhk_news) October 20, 2022
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消費者物価(除く生鮮食品)が31年ぶりの上昇率になりました。
🇯🇵 3%インフレに
・消費者物価(除く生鮮食品)が31年ぶりの上昇率に
・円安で輸入コスト一段高
・10月 値上げ相次ぐ
・円安も一段と加速し、年末にかけさらに加速も
・日銀は金融緩和継続 pic.twitter.com/Y2NyYPwHoW— 後藤達也 (@goto_finance) October 21, 2022
コアコア(物価)指数(「食料(酒類を除く)およびエネルギー」を除く総合指数)も高まれば、対応が必要になるとの見方も。
消費者物価も年内又は年初あたりでコアコア2%超えるでしょう。テーパリングと利上げが必要になる。https://t.co/2wZzDM6Bkd
— 渡邉哲也 (@daitojimari) October 13, 2022
黒田春彦日銀総裁は、来年度のインフレは2%を下回る見通しとして、金融緩和を継続すると発言しています。
🇯🇵黒田日銀総裁
*来年度のインフレは2%を下回る見通し
*金融緩和を継続するKuroda says BOJ continues easing since inflation will fall below 2% next year – RTRS
— Yuto Haga ⚽️ (@Yuto_Headline) October 15, 2022
いよいよ庶民がインフレに気づき始めれば、黒田日銀は持ちこたえられるのでしょうか。
日経新聞もNHKも黒田さんのウルトラ緩和政策にネガティブなトーン。主婦もスーパーで買い物する時に価格が上がってて文句言ってる。老人もとうとうインフレすると年金生活者が一番困ることに気づきつつある。さて、ゼロ金利とYCCはいつまで維持できるのか、黒田日銀。 https://t.co/45FkENQGXi
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) October 20, 2022
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一方で、日本はむしろ物価高から取り残された異様な状態という指摘も。
健全なインフレ状態が必要なのに、日本はIMF加盟国192か国でインフレ率最下位。物価高で大騒ぎばかりしてるけどこの視点がメディアの議論に欠如してると思う。東大渡辺努教授。/日本はむしろ物価高から取り残された異様な状態 https://t.co/LvZeISk17M pic.twitter.com/cYKteLIn4u
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) October 20, 2022
アメリカのインフレは長期化する見通しで、主要3指数は揃って下落しています。
おはようございます。主要3指数は揃って下落。長期金利が4.2%台と2008年以来の高水準に上昇。インフレ高止まりを受けてFRBの金融引締めが長期化するとの見方が強まる。イギリスのトラス首相が辞任に追い込まれ政権発足から44日という異例の短命政権に。 pic.twitter.com/ZBTrDDREet
— レイチェル (@rachelcubmike) October 20, 2022
トラス首相が辞任を表明した英国のインフレはかなり深刻です。
標準世帯の電気代が月300ポンド(約4万8千円)は、ウクライナ戦争前からの「脱炭素政策」が呼び込んだ危機でもある。日本も根本的にエネルギー政策を見直さないと、国が滅びます。https://t.co/9OCmuLjX6u
— 釈 量子 (@shakuryoko) October 20, 2022
政権は、構造的な賃上げや、成長分野への労働移動を進める意向を改めて強調していますが、でも、どうやって??
CPI上昇は原材高や円安が要因、賃上げ実現へ=松野官房長官 https://t.co/vPx1hdgdqD
— ロイター (@ReutersJapan) October 21, 2022
本格的なインフレが到来すれば、生活も一変するのでしょうか。