ハワイで感じた「適度なストレス」の必要性

ハワイのホテルに滞在し、不動産の視察をしたり、資産設計実践会メンバーと好きなことをしていると、ストレスを全く感じません。

何よりも暑くもなく、寒くもない気候が最高です。そして、時折吹いている心地よい風を感じると楽園に来ていることを感じます。

地元の人たちも、フレンドリーで明るく、ホスピタリティにあふれています。

食事はステーキばかり食べていますが、日本食もあり、夕日を見ながらのディナーは東京では味わえない醍醐味です。

そんなストレスフリーな生活を3日ほど続けていると、意外なことに別のことを感じ始める自分がいました。

「ストレスがないストレス」を意識するようになったのです。

アーリーリタイアした経営者が、しばらくは自由に遊んでいても、そのうちに飽きてしまい、再びビジネスの世界に戻る。そんな話に似ています。

どうやら、ストレスは、ゼロよりも適度にあった方が生活に刺激を与え、より満足度が高まるようです。

全ての欲求が実現してしまうストレスフリーになると、逆に何かが足りない気分になってしまう。これは、私だけのわがままな感情でしょうか?

もちろんストレスだらけの毎日では、神経をすり減らし幸せとは言えません。

しかし、ハワイに暮らすような生活をずっと続けることはできるのか?

そう自問すると、寒かったり暑かったりすることでストレスを感じながらも、四季の移り変わりを楽しめる日本の生活はやはり捨てられないと思いました。

私にとってハワイとは、たまに来るからこそ、その素晴らしい魅力に魅了されるのです。

早くもホームシックにかかってしまったのでしようか?


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年11月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。