国会は機能不全か?:官僚制度は崩壊するのか?

政治、経済、文化を中心に発信している創発プラットフォームのYouTubeチャンネル「創発チャンネル」。

Part-1では、創発プラットフォーム理事・主幹研究員の松井孝治氏と日本経済新聞の政治部編集委員の清水真人氏が、「日本の国会」の役割・機能や野田佳彦元首相の追悼演説を取り上げ、国会の権威と機能は守られたのか・・・改めて考え、対談を行いました。

このPart-2では、先日逝去された故古川貞二郎元官房副長官の発言なども取り上げつつ、国会と並ぶ重要機能である行政/官僚組織について語り合います。

政府の劣化、政官関係の変化のなか、官僚志望者の激減、中途退職者の激増、霞が関の機能低下などが指摘される中、なぜ、そういった現象が起きているのか?それを回避し改善する策はあるのか? 政治主導を掲げる以上必然の動きで仕方ないのではないか?など多くの論点があります。

二人の議論に御注目ください。

【出演】
清水真人氏 日本経済新聞社 編集委員
1964(昭和39)年、京都府生まれ。東京大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社。政治部(首相官邸、自民党、公明党、外務省などを担当)、経済部(大蔵省などを担当)、ジュネーブ支局長を経て、2004(平成16)年より経済解説部編集委員。首相官邸、自民党、財務省、外務省など永田町と霞が関の取材経験は30年を超す。政治と経済、政と官を「越境」し、統治システムや政策決定過程を多角的に分析する。著書に平成政治史を統治構造改革の論理から読み解く『平成デモクラシー史』(ちくま新書)のほか、『小泉進次郎と権力』(日本経済新聞出版社)、『財務省と政治』(中公新書)など。2020年4月から広島大学大学院人間社会科学研究科特任教授。

平井文夫氏 フジテレビ上席解説委員/立命館大学客員教授/創発プラットフォーム客員主幹研究員
1959年長崎市生まれ。1982年フジテレビ入社。ワシントン特派員、首相官邸キャップ、報道センター編集長、政治部長、「新報道2001」キャスター、報道局専任局長等を経て現職。2020年より立命館大学客員教授、創発プラットフォーム客員主幹研究員。