2022年7~9月期決算のトヨタ自動車の連結純利益は4342億円でした。対して米テスラのそれは4542億円と初めて両社が逆転したそうです。トヨタは販売台数でテスラの8倍近く売っています。
トヨタとテスラ、「1台の格差」8倍に 初の純利益逆転https://t.co/NluHrZnJtn
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) November 7, 2022
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トヨタが売っているのは40種ですがテスラは主に3種だけだそうです。こういうところが大きいのでしょうか。
鋳造は壊れたとき修理が大変だと思われていましたが、実は強みだったようです。
「トヨタとテスラ、1台当たりの純利益はテスラが8倍」 https://t.co/DdqV96x3WI
トヨタは大衆車が多いのに対してテスラは高級車が多いのである意味当然だが、テスラが大衆車を出しても利益率で勝る可能性が高い。フレームを溶接ではなく鋳造でつくるのがコスト削減に大きく貢献している。— H.S. Kim (@xcvbnm67890) November 7, 2022
利益率は圧倒しています。
ただし、比較方法が雑だという指摘もあります。
この比較、なんか意味あるのかな。
テスラは排出権取引とか自動車事業以外の利益も入ってるだろうし
トヨタ自動車(株)の単体利益を比較しても意味ないので、やるなら比較するなら連結のセグメント利益が良いのかな。
利益を台数で割って、自動車事業を比較したいのであれば。 https://t.co/zq5Y1Ynrtw
— ケビン松永 (@Canary_Kun) November 2, 2022
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セレブにイケてると思わせたのが要因ではという分析も。
テスラのオートパイロットが1万5千ドルに値するか疑問だし、そもそもソフトウェアの総量がトヨタよりテスラが桁違いに多いとも思えない。多分、本当に桁違いに多ければかえって利益は無くなる。テスラは高級車の割合が高く、環境大好きセレブを顧客にできたのが大きい。 https://t.co/Vpx6tMtexi
— 馬場正博 (@realwavebaba) November 7, 2022
EVは流行なのか、確実な未来なのか。
テスラの四半期純利益がトヨタを超えた!
でも焦るなトヨタ。EVの流行なんて今だけだ。https://t.co/J8qayGwO9P— 闇のクマさん世界のネットニュース (@CYXuAxfGlfFzZCT) November 7, 2022
そのトヨタはEV関連の特許数でも中国BYDに凌駕されつつあります。
「中国EV特許でBYD独走 BYDの特許を最も引用するのはトヨタで103件」 https://t.co/Jl7pkxbm6X
日韓メーカーの三元系電池はエネルギー密度が高いが正極にコバルト・ニッケルを使うのでコストが高く燃えやすい。BYDは正極に鉄を使うLFP電池(安くて耐久性・安全性が高く、燃えない)にbladeという技術— H.S. Kim (@xcvbnm67890) November 7, 2022
ただし、マスク氏の資産はピーク時からほぼ半減しているそうです。
マスク氏の資産、ピーク時からほぼ半減-年初からは約13兆円減るhttps://t.co/RQpQTWFb4f
— 経済ニュースBOT (@keizainewsbot) November 9, 2022
利益はいろいろとお化粧ができるので、専門家による客観的な分析が待たれます。
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それにしても、イーロン・マスク氏の言葉は日本人にはいつも耳が痛いですね。
イーロン・マスク、「日本経済活性化のカギは?」という質問に対して pic.twitter.com/CXtcuCPF9o
— 平 均 (@225average) November 7, 2022