牛丼並盛の値段は、280円まで値下がりした時期もありましたが、現在400円程度になっています。そんな逆風の中で、吉野家は「カフェのような内装で、ゆったりとしたテーブル席が中心の店舗」の出店を強化し、薄利多売からの転換を図っているそうです。
牛丼「安い・早い」に変化、ゆったり席にカフェ利用も…「薄利多売の商売は苦しくなった」https://t.co/BC1H7qDJpA#経済
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) December 20, 2022
牛丼は材料が比較的シンプル・・・というか、原材料の塊なので原価率が高く、原材料の価格高騰の影響を受けやすい特徴があります。
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しかし、このような出店戦略は論外だという指摘が多く見られます。
論外だな。この業態で家族とかテーブル席志向に変更なんて昭和の人口増加基調時代への逆戻り感が半端ない。人口が減る中で、1回しか来ない新規顧客を作るより、リピートする既存優良顧客を離脱させないことの方が重要。https://t.co/lCpsC5tWP8
— 荒川和久/独身研究家/コラムニスト (@wildriverpeace) December 20, 2022
飲食店の創意工夫は続くものの、消費者の財布の紐はますます固くなっているようです。
牛丼店各社共にメニューが増えましたね。牛丼の他にカレー、定食等選択肢が増えてお一人様にとっては助かります。そういう私は外食を控える状況に追い込まれていますが。笑
さて10年後にはどんな変化を遂げているかな?牛丼店の今 「安い・早い」に変化 2022年12月20日 https://t.co/K6zLnOlXVi
— 事業再構築補助金2022@中小企業診断士岡野照生 (@teruookano) December 20, 2022
現在の価格では競争力に疑問符が付くとの指摘もあります。
私が先月吉野家に行った際、チー牛+豚汁+サラダで800円以上した記憶がある。安さを求めて行った訳ではないのでそれは全く構わないけど、価格面なら市中の個人経営の食堂と変わらなくなった印象。 -牛丼店の今 「安い・早い」に変化#Yahooニュースhttps://t.co/GK74wOpe1W
— トミーエアウェイズ (@Tommy_Airways) December 20, 2022
吉野家以外の牛丼店も、経営努力は並々ならぬものがあります。
たつ屋(新宿)で牛丼+味噌汁+生玉子+お新香550円を。
チェーンではない個人経営の牛丼の老舗名店です。
牛丼には豆腐が入るのが特徴的でつゆは優しげな味わいでとても旨い。
玉子と味噌汁とお新香を付けても550円だなんて並々ならぬ経営努力にひたすら感謝です。
旨い牛丼をご馳走様でした。
満足! pic.twitter.com/f0EDAJcenG— なーしー (@Narcyjiro2) December 20, 2022
ただし、既存ユーザーの言うことを聞いてばかりいても、あまりうまくいかないような気もします。(注、以下のフレーズはネット界隈では有名です)
「吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。」
— Copy&Paste (@copipe_bot) December 20, 2022
牛丼はデフレの象徴であり、原因であり、結果でもありました。
#安い日本 の象徴。
1990年代初頭から、この価格。つまり、スタッフの給与も上がって無いと言う事。>牛丼の値段は並盛がおおむね400円。
牛丼店の今 「安い・早い」に変化https://t.co/0DCclcTDhX
— 哀しみの貴公子(プロフ写真は2021秋) (@naive_prince) December 20, 2022
しかし、急激な円安は牛丼とってチャンスかもしれません。
円高が急に進み131円台。なのに、なぜ牛丼の価格は下がらないんだろう? https://t.co/H4I0czSvvn
— 🌾JoetsuSan🍚KoshiPikari🌾 (@SuperLiveDio50) December 20, 2022
マーケティングって、ほんとうに難しいですね。