物流業界では、トラック運転手の時間外労働の規制が強化される「2024年問題」が迫っています。2024年4月から、トラックドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されます。このため、いまの体制のままでは荷物が運びきれないという懸念が高まっているそうです。
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ネット通販がもう気軽に利用できなくなるかもしれませんね。
2024年4月から、「働き方改革関連法」に基づく時間外労働の上限規制が適用されます。
- 自動車運転業務を対象とした時間外労働の上限規制(年960時間)の適用
- 改正改善基準告示(拘束時間・休息時間・連続運転時間について)
月60時間超の時間外労働に対する時間外割増賃金率が25%から50%に上がります。
https://twitter.com/doors_dx/status/1613772087470223361
すでにその兆候は顕著になってきているようです。
そもそもの問題はDXでどうこうできるものなのでしょうか。DXしやすい事務職の正社員には手を付けられず、現場をさらに効率化させることは妙手なのでのしょうか。
対策は意外と簡単だよという指摘もあります。問題は、技術うんぬんより、経営問題=経営陣の力量に起因するものなのかもしれません。
自動運転システムが本格導入されれば解決されるとの思惑もありますが、実装されるのは当面先ではないでしょうか。
また、建設業界でもまったく同じ問題が懸念されています。
待遇を改善するための措置なのに、それが「危機」って認識されるってなんだか不思議ですねえ。
「2024年問題」って失われた30年の縮図のような問題ですね。