米国の核弾頭を搭載可能なICBMの発射施設がある西部モンタナ州上空で中国の偵察気球なるものが発見されました。全米が騒然としています。
ブリンケン国務長官は今回飛んでいた気球が中国の偵察気球であると「確信」していると発言しました。それだけではなく、中国が米国の主権を脅かし、国際法を違反していると強く非難しています。
バイデン政権が米国上空でスパイ活動を行う飛行物体を撃墜しなかったことに対し、共和党関係者は批判を強めています。
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民主党内からもバイデン政権に強い対応を求める声が上がっています。
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中国は気象観察用の気球が誤って侵入したとしていますが、国内の反発を受けてブリンケン国務長官は予定していた訪中を中止することを発表しています。
気球は今でも米国上空を移動しています。
米国の対中強硬路線に拍車がかかったとの指摘も。
今回の事件で米中関係のさらなる悪化が不可避となりました。懸念されている台湾有事のタイムラインが早まらないか心配です。