日本銀行の黒田東彦総裁（78）の後任について、政府は雨宮正佳副総裁（67）に就任を打診していることがわかりました。
【日経特報】日銀次期総裁、雨宮副総裁に打診 政府・与党が最終調整https://t.co/YM74PCX46F
— 日本経済新聞 電子版（日経電子版） (@nikkei) February 5, 2023
黒田氏は4月に任期満了を迎えます。そのため、後任人事に注目が集まっていました。
雨宮副総裁と黒田総裁 日銀HPより
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与党などとの調整を進め、2人の副総裁も含めた人事案を2月中に国会に提示するとのことです。
◆ 次期日銀総裁、雨宮氏に打診（日経）
政府は黒田日銀総裁の後任として雨宮正佳副総裁の就任を打診したと――と日経新聞が伝えています。政府は2月中に国会に人事案を提示する見通しです— 後藤達也 (@goto_finance) February 5, 2023
雨宮氏は日銀出身の副総裁として、黒田総裁を支えてきました。
おおおおお！ 1番、無難な人選やないか
>日銀次期総裁、雨宮副総裁に打診 政府・与党が最終調整：日本経済新聞 https://t.co/EU0FAcrAZK
— 田端＠ツイッター成長請負人 (@tabbata) February 5, 2023
他の候補者と比べ、黒田総裁に近いとみられているので、金融緩和路線が大幅に変更される可能性は低そうです。このためか、この報道で円安に振れました。
日銀次期総裁、雨宮正佳副総裁に打診 政府・与党が最終調整
これで、円安？ pic.twitter.com/q3hkewq9AQ
— たけぞう (@noatake1127) February 5, 2023
政治の動向も大きく絡んでいるようです。
最大派閥の安倍派が納得するのは誰か､というのが､岸田総理にとって人選のいちばんのポイントではないでしょうか｡「アベノミクスからの脱却は認めない」との声はかなり大きいです｡#日銀 #岸田https://t.co/7ixpRI61ZX
— 大石格（日本経済新聞） (@OishiItaru) February 5, 2023
国会同意人事が事前に漏れたことを心配する声も。
国会同意人事が事前に漏れて大丈夫？→日銀次期総裁、雨宮正佳副総裁に打診 政府・与党が最終調整: 日本経済新聞 https://t.co/7mJS3vPUKv
— 高橋洋一（嘉悦大） (@YoichiTakahashi) February 5, 2023
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その日銀のかじ取りは、今後もますます難しいものになっていくことが予想されます。
黒田総裁は3日、衆院予算委員会で、昨年12月末時点で日銀の保有国債の評価損は約8兆8000億円と明らかにしています。
日銀保有国債の評価損、昨年12月末時点で8.8兆円＝黒田総裁 https://t.co/JMrX5IhuJe
— ロイター (@ReutersJapan) February 3, 2023
また、日銀保有のETFは時価で48兆円にのぼってるそうです。
「市場をゆがめている」「官製相場に持続性はない」
ETF＝上場投資信託の買い入れによって株式市場を支え続けてきた日銀に厳しい声も寄せられています
さまざまな弊害も指摘される中で「出口」について考えます https://t.co/IqU7ZZD4oF
— NHKニュース (@nhk_news) February 3, 2023
本命とも言える雨宮氏ですが、量的緩和の継続も含め、その動向に注目が集まります。
