空前の教員不足という危機の前に、文部科学省は2025年から最短2年で小中学校などの教員免許を取得できる教職課程を4年制大学に新設する方針を固めたそうです。
短大の教職課程で得られる「2種免許」を4年制大学でも取得できるようにするもので、多様な人材を教員として確保する狙いがあるとのことですが、待遇改善だけは絶対にしたくないという文科省の決意がにじみ出ています。
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文科行政はもはや末期的ではないかという指摘もあります。
『免許がある人』がいないのではなく『都合のいい人』がいないだけという指摘もあります。
以前からそもそも教員免許はいらないという指摘もあります。ただし、現在の小学校の先生はある年齢以上の方が想像する仕事とはかなりかけ離れた仕事になっています。
このためか教職課程廃止の第一歩になるのではという危惧も。教員養成系の学部の先生からすると由々しき事態です。
採用における小手先の改革は今までも行われてきました。
そういえば、教員養成6年制構想ってありましたね。
https://twitter.com/ohtsubakiyuko/status/1622731575925551105
しかし、免許はすでにかなり取りやすくなっています。
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教員に限らずどの業界も、少子化で人材の取り合いです。文科省と教委にはもっと危機感を持ってほしいものです。
そもそもなり手がいないのだし、免許なしで採用できるようにしたほうがいい気もしてきました。