金融庁がインターネット上に公開していたひろゆき氏との対談動画が、昨年末にすでに削除されていたことがわかりました。
金融庁、ひろゆき氏との対談動画を非公開に 理由は「刷新」 #朝日新聞デジタル https://t.co/WnmK3DrXa3
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) February 7, 2023
ひろゆき氏は、過去に民事訴訟で敗れ確定した賠償金を支払っていないとされており、ネット上では「債務を踏み倒した人を起用するのか」などと批判も上がっていました。
こうした批判について、金融庁の担当者は当時、「詳細は把握している立場にない」として動画を削除する予定はないと説明していました。
また、このとき鈴木財務・金融担当大臣は「一連のご意見は受け止め今後に生かしていきたい」と述べていましたが、7日の記者会見で、ひろゆき氏を起用した動画を取り下げていたことを明らかにしました。
金融庁が公開した、ひろゆき(西村博之)氏との対談動画がネット上で『債務を踏み倒した人を起用するのか』などと一部で批判が出てることに、鈴木俊一財務大臣「一連のご意見は受け止め今後に生かしていきたい」 pic.twitter.com/vdOcqaSMiP
— Mi2 (@mi2_yes) October 21, 2022
鈴木大臣は「少額投資非課税制度(NISA)の拡充などで大きな節目を迎えている。動画を全面的に刷新することにした」と理由になっていないような理由を述べました。
ひろゆき氏との対談動画、金融庁が公開停止 「NISA拡充で大きな節目」と担当相
https://t.co/ffVLDlKHRs— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) February 7, 2023
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金融庁の説明は説明になっていません。
他の動画はどうしたのか。金融庁に説明責任はないのか。 https://t.co/8dsEWkfHSk
— 池田信夫 (@ikedanob) February 7, 2023
やめた理由は、はっきりしない説明でした。
ようやくという感じ。でも作り替えたからやめたのか、不適切だからやめたのかはっきりしませんね。
金融庁のひろゆき氏との対談は正しいことだったのか : のとみいの日記 https://t.co/RUc3CKR1T6
— のとみい (@noto_mii) February 7, 2023
この動画の騒動で、金融庁のコンプライアンス意識に疑問が投げかけられていました。
金融庁ほんまにバカの極みやな。お前らがやってる検査だの監査だの反社チェックだのどう落とし前つけんねん。お前んとこの検査官が来る時は座る方向までシミレーションすんのやぞ。なんや、ひろゆきと動画作っちゃいました★とか。舐めとんのか?お前ら全国の金融関係激怒やぞ
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) August 26, 2022
ひろゆき氏は、損害賠償の支払いをしていないとされることについて、「悪いと全く思っていない。法律が間違っていた」「2015年ごろに時効になっている」など動画で語っていました。
参考:ひろゆき氏と金融庁の対談動画が物議 損害賠償不払い疑惑あるのに… 「個別の裁判の詳細を承知しない」東京新聞
それにしても、「金融庁検査」のきびしさは何だったのでしょうか。
その意味では、金融庁が借金を踏み倒す常習犯のひろゆきを動画で使ったことは深刻な問題だ。銀行業界の人なら誰でも知っている「金融庁検査」のきびしさは何だったのか。
— 池田信夫 (@ikedanob) August 25, 2022
世の中を小馬鹿にしてもいいですが(よくないですが)、コンプライアンスはしっかりと守ってほしいものです。
ひろゆき夫婦はさんざん世の中のいろんな人たちを小馬鹿にして金稼いできたんだろ。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) August 11, 2022
金融庁がルールを守らなくてもいいと示しては、示しがつきませんね。