過小評価され過ぎの東北の魅力

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東北には縁もゆかりもありませんでしたが、2011年の東日本大震災を機に、東北の震災から復興を目指す企業経営者の方とのご縁ができ、ほぼ毎年東北に来ています。

毎回来るたびに、楽しく時間を過ごすことができ、大満足です。東北には、これだけの観光資源と人情味あふれる魅力的な人たちがいるのに、全国的にはあまりまだ知られていない。とても残念だと毎回来る度に思います。

そんな中、今年1月、ニューヨーク・タイムズが、2023年に行くべき52ヵ所のひとつに岩手県盛岡市を選びました。しかもロンドンに次ぐ2番目という高い評価です。

京都や北海道のようなわかりやすい観光地ではなく、なぜ盛岡なのかは謎です。でも、この記事をきっかけにたくさんの外国人が盛岡を訪れるようになったそうです。また、日本国内でも報道され、日本人観光客も増えています。

今回ニューヨークタイムスとは関係なく、偶然にも盛岡を訪れる機会がありました。

宅配サービスの出前館を創業した花蜜さん(写真)にお誘いいただき、花蜜さんが企画運営するALLいわて雪フェスティバルに総勢5人で出かけました。

花蜜さんは、東京ドーム6個分という広大な土地にペットの里という施設を作り、殺処分されてしまう動物を受け入れる施設を作っています。そこで今回開催されたのがこのフェスティバルです。

平日ということで、待ち時間もなく、ソリに乗ったり、猫カフェでまったりしたり、特製のピザを食べたりと、大自然の中で楽しく過ごすことができました。

宿泊は、鉛温泉にある老舗の藤三旅館の別邸十三月に宿泊。こちらも、旧館のレトロな雰囲気の大浴場がなんともたまらない魅力的な宿でした。

東北には、このようなたくさんの素敵な観光施設が揃っています。

今年はまた東北に出かける予定です。久しぶりに事業者の皆さんとお会いすることができそうで、今から楽しみです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年2月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。