またまた世論調査に驚くまずは防衛費の増額について
以前書いたこちら
またまたNHKの2月の調査で驚くべき結果となっていました。
防衛費増額について
防衛費増額に反対するのは高齢者ほど多くなり、特に女性に顕著。つまり反対の多くは高齢女性と言ってもいいと思います。高齢者女性は2000万人くらいはおり、おそらく男性や他の年代層に比べて社会経験がなく、仕方ないとは言え教育レベルも高くなく、リテラシーも低い。そういう方達が反対しているというわけです。悪意のある言い方をするならば(自覚しています)
自分が死んだ後でロシアや中国に侵略されようが知ったこっちゃない
というのも同然。シルバーパスの廃止に強く反対するのも頷けます。
同性婚への反対も圧倒的に高齢者
国民すでに全体としてはすでに過半数が賛成。特に50歳未満7割以上が賛成しています。
しかし70歳を超えると一気に賛成が減って反対がなんと40%にもなります。他の世代は19〜24%なので同性婚に反対するのは圧倒的に高齢者です。
この方たちにはこの言葉を捧げたいと思います。
お前らに同性婚しろって言ってるんじゃないんだよ!!
これは参議院のサイトにある日本で最大規模のLGBTの調査データ。これを読めばLGBTは特殊な性癖などではなく、左利きと同じくらいの確率で存在することがわかる。1クラスにひとりはいるだろう。あなたがLGBTに産まれなかったのはたまたまなのだ。それがわからない。
児童手当の所得制限撤廃に反対は50歳以上の子育て終わってる世代
なんで子育て終わってる世代が反対するんだよ・・・・と思いますがこれは他の調査もあります。
社会調査研究センター調べ
こちらは40代から所得制限に撤廃に反対が増え始め、40代では賛成と反対が拮抗。50代では反対が逆転して60代がもっとも反対が多くなります。
なんで子育て終わった奴らが反対するんだよ!!
その世代に対する課題はその世代の意見を最も重要視すべし
民主主義は18歳から寝たきりの高齢者まで等しく一票です。しかしながら、
・未来に関する決定はそれを背負っていく世代の意見を重視
というのが人間としての基本ではないでしょうか。
かつて3.11の津波を喰らって壊滅状態になったとある自治体では、高齢の首長が「これからの未来を決めるのは若い世代に。我々はできる頃にはいないんだから口を出さない」と高齢者層をとりまとめて次世代に渡したというニュースを見ました。
これが人間のあるべき姿っていうヤツじゃないでしょうか。違いますか。
未来のことまで高齢者が意見し高齢の政治家が決めてしまう。そんな国に未来はないです。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2023年2月22日の記事より転載させていただきました。