盛岡の麺料理といえば、以前はわんこそばが有名でしたが、今ではこのぴょんぴょん舎の冷麺の方が知られるようになってきました。
盛岡で冷麺が生まれた理由は、青木輝人さんという方が「食道園」というお店で、朝鮮半島の冷麺を改良し商品化したのが発祥と言われています。
日本人好みの味と歯ごたえに改良したことで、日本独自の冷麺として受けられるようになったのです。
それをさらに発展させ、このぴょんぴょん舎と言うお店が全国的にブームになったのです。
ぴょんぴょん舎の本店は盛岡駅から車で10分ほどのロードサイドにあります。ランチタイムに予約して出かけました。お昼時は車でやってくる人たちで駐車場はいっぱいになっていました。
店内はとても広く、田舎の食堂というよりも都会のカフェのように明るく清潔でした。タッチパネルで注文ができ、お料理も時間がかからずスムースに出てきます。お店のスタッフの対応もとてもよく、飲食店としてかなりレベルの高いお店だと思いました。
外せないのはやはり冷麺(写真)ですが、それ以外にもチヂミや焼肉など韓国料理が充実しています。マッコリも飲みやすく、つい頼みすぎてしまいました。
「盛岡三大麺」と言えば、冷麺、わんこそば、そしてジャジャ麺を指すそうです。
盛岡をもっとメジャーな観光地にするには、麺類好きな日本人に3つを合わせて「麺の街」としてアピールする。そうすれば、もっとたくさんの人がやってくるのではないでしょうか。
3つの麺が競争してお互いに足を引っ張るのではなく、同じ麺を提供する地域の飲食店として協力する方が、良い結果をもたらすと思います。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年2月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。