ヴィーヴ(パリ17区)

ステファニー&ダヴィッド・ル=ケレックの最新店”ヴィーヴ”へ。

秋、二人とグルノーブルで会って、”おいで~!”って誘ってくれてたので、ステファニーの”ラ・セーヌ”が大好きな友人と一緒に、ランチへ。

ここは”レッシュ”だった場所。外観があまりに変わってて、一瞬、店がわからず通り過ぎてしまう。

内装、全とっかえ。バーの位置も変わり、洗面所も一新。厨房だけは昔と同じで、ジャック・マキシマンやジュリアン・デュマがここに立っていた頃を懐かしく思い出す。

魚介専門店。マグロ(絶品!)、ブリ(旬ね~。柑橘とカラスミがよく合う)、生牡蠣(とても上品。生牡蠣あまり食べないのたけれど、今日は特別につつく。調味料がおいしすぎ、スプーンでパクパク)、そして香ばしくかつ柔らかいタコ(食べきれず、ドギーバッグ。翌日パスタに♪)と、こんがり焼いたカリフラワー(傑作)。最後はピーカンナッツ&ヴァニラアイスクリームを添えたチョコレートクッキー。

食材のクオリティも調理法も、ブラヴォ!

ダヴィッドの料理、10年以上ぶりかな?昔、とあるホテルのシェフをしていた頃、パテ・クルートがおいししかったね。

おしどり夫婦が手がける素敵な魚介専門店。カウンター席以外、大入満員!でしょうね、とてもおいしいもの。

ごちそうさまでした、ダヴィッド。ステファニーによろしくね。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々4」2023年1月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々4」をご覧ください。