ウクライナ戦争開戦一年にあわせ、中国が独自の停戦案を発表しました。
内容はどちらかというとロシアに肩入れするものとなっています。ウクライナが生物兵器を製造しているというロシア側の主張を反映する文言が含まれています。
これに対しNATO事務局長はロシアを明確に批判できない中国には「そもそも信用がない」として、真剣に考慮する姿勢を見せていません。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は中国の提案を「悪くない」としつつ、自国主導で和平を目指す方針を示しました。
平和の使徒を標榜する中国ですが、ロシアへの殺傷兵器の供与を検討している報道も出ています。
中国とウクライナは開戦前までは親密な関係にありました。それが今回の西側とウクライナの反応の違いに現れているのかもしれません。
中国はここに来てウクライナ戦争の調停役として存在感を発揮しようとしています。
しかし、中国の核とミサイルの脅威に直面している日本こそが中国の本当の顔をウクライナに教えてあげる必要があるのではないでしょうか?