今やすっかり、パリのレバノン料理レストランのトップに立った感のあるアラン・ジェアム。時代の寵児になったね。料理上手なのはもちろんだけれど、すごくサンパな人柄も、今の成功につながっていると思う。
星付きガストロノミーからカジュアルビストロまでいくつも店舗を手掛けるアランの最新店は、レバノンのピッツア”マヌーシェ(マヌーシュ?)”が主役の「フォーン」。
オリーブオイルたっぷりで気持ち甘めの生地がすっごくおいしい。
トッピングは、レバノンのタイムをたっぷり使ったザーター(ザータル、ザアタル)が基本で、他に、フロマージュやハム、仔羊肉など色々。スペシャリテは、フロマージュを2枚の生地で挟んで上にザーターを塗ったボンブ型。
とってもカジュアルなお店で、イートインもできるけどテイクアウトもひっきりなし。ヴィエノワズリーやバブカ(デーツ&ショコラ、好き♪)も作ってる。
近所にあったら嬉しいお店。川渡ってきてくれないかな~。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々4」2023年2月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々4」をご覧ください。