「小西文書」を巡って、国会は支離滅裂な議論があふれかえっています。当初は文書がねつ造かどうかが議論になっていましたが、そもそも文書の元となったレクの存在自体があやしくなってきました。さらには、国家公務員法の秘密漏洩罪で刑事告発される可能性すら出てきました。
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高市大臣は、レクそのものの内容がおかしいと国会で否定しています。2015年2月13日の高市大臣レクそのものがなかった可能性も出てきました。総務省側がレク結果としてメモを勝手に作り、関係者に配布した可能性もあります。
「小西文書」を精査した結果、半分以上作成者不明で、発言者確認もなしとのことです。
総務省幹部は、レクが「行われた可能性が高い」という「可能性」をほのめかす答弁。
秘密漏洩で刑事告発される可能性も出てきました。
国家公務員法違反に問われる案件になりそうです。
むしろ霞が関が大臣を無視していたことがわかってしまい総務省も慌てふためいているとの見方も出てきました。
小西文書の作者は不明とされていましたが、協力した「エース級官僚」は司法の場に引き釣り出されてしまうのでしょうか。
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もはや支離滅裂な印象操作合戦になっています。
小西議員も「放送法の違法な解釈」と支離滅裂な方向に。
予算委中にツイートにツッコミも。
これには高市大臣が丁寧に説明してるのを注意する委員長のほうがおかしいという指摘も。
小西文書の主役は礒崎補佐官だったのに、結果的に高市大臣が主役になってしまったようです。
みんな、自分の知りたいことしか知りたくないようです。