トランプ出頭へ:大統領の起訴は悪しき前例となるか?

アゴラ編集部

ニューヨーク州で起訴されたドナルド・トランプ前大統領が4日にも罪状認否のため、同州の裁判所に出頭すると報道されています。

トランプ氏の起訴状は罪状認否の際に公表される見込みです。

トランプ大統領 U.S. Embassy in Italyより

しかし、起訴内容が明らかになっていないにもかかわらず、既に共和党内からは今回の起訴が「政治的」だとして、正当性を認めないと主張する声が多数出ています。

トランプ氏と共和党大統領候補の指名争いを行うことが期待されているロン・デサンティスフロリダ州知事もトランプ氏の擁護に回りました。

一時は共和党内におけるトランプ氏の支持を上回っていたデサンティス氏ですが、トランプ氏の起訴後、同氏に大きく差をつけられています。

起訴後初の世論調査では、2週間前のYouGovの前回調査と比較して、トランプ氏がデサンティス氏を20ポイント近く上回った。

トランプ氏を起訴することによって、悪しき前例が出来ることを指摘する人もいます。

今回のトランプ起訴がきっかけとなり、政治的思惑や功名心に駆られた検事などが増えることが懸念されます。そうなれば、米国の司法への信頼が著しく低下する事態となりまねません。

全米の地方検察官が、大統領を退任後に自由に刑事捜査・起訴できるようになったと感じるだろう。

トランプ氏の起訴は悪しき前例となってしまうのでしょうか?