カツオやマグロの遠洋漁船の基地がある宮城県気仙沼市で、船の仕事を選ぶ若者が急増しているとのことです。
格好良さだけでなく、1年目でも年収500万円が可能という待遇の良さも魅力だそうです。
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宮城県北部船主協会は、2年前から動画投稿サイトでアニメのキャラを使った仕事紹介を始め、「船に乗るのは借金返済のため」といった誤ったイメージを払拭する努力をしてきたそうです。
良い流れができつつあります。ブルーカラーのお仕事が世の中を支えています。
「きつい仕事はブラック」といういう考えが時代遅れになるといいですね。
価値観の多様化からか、最近は一次産業目指す若者が増えているそうです。
ただし、漁業は世界的には成長産業なのですが、政策の失敗で日本の漁業は低迷しています。
焼津漁港では、漁協の職員や水産加工会社による冷凍カツオの窃盗が繰り返されていましたが、漁業の近代はできるのでしょうか。
最初の航海を終えるとすぐに辞める人も多いそうですが、ホワイトカラーのAI化・DX化が進む現代、現業職は残された希望かもしれません。