「空白の3ヶ月」はどこに住むべきか?

これからどこに住んだら良いかについて、あれこれ考えを巡らせています。そもそも東京を拠点にする必要も無いのではないかとさえ思い始めています。

そんな中、今住んでいる赤坂の賃貸マンションの管理会社から契約更新の案内が来ました。

すっかり忘れていましたが、現在の契約は10月末で終了となります。11月以降も契約するためには、更新料を支払わなければいけません。

来年からは、新しくできる晴海フラッグ(写真)に引っ越すことを予定していますから、長期で住む可能性はあまりありません。しかし、更新手続きをしなければ、10月末で退去となります。

晴海フラッグに入居できるのは、来年の1月から3月の間の予定です。

となると、退去してから入居までの数ヶ月の住居を、どこかに探さなければいけません。

まず考えられるのは、私が民泊物件や時間貸しとして運営している設備を数ヶ月間、自己使用に切り替えて住む方法です。

六本木、中野新橋、北新宿と選択肢は3つありますが、現実的なのは六本木です。ただし、部屋の面積はそれほど広くはありません。しかも、自分で利用する間は、運営収益がなくなってしまいます。

快適さから考えると、帝国ホテルのサービスアパートメントを短期で借りる方法も考えられます。こちらも広さは充分とは言えませんが、清掃、サービスやファシリティーが充実しています。家賃は最も小さい部屋であれば、月300,000円程度。敷金礼金等かかりませんから、今の賃貸マンションのコストよりかなり低くなります。

あるいは、いっそのこと、住民票だけ東京に残して、旅行に出かける手もあります。東京で仕事がある場合はホテルに泊まり、ノマドのように暮らす方法です。

どの選択肢も一長一短で、コストとの兼ね合いも考えなければいけません。

もしかしたらもっと良い方法もあるかもしれません。時間は迫っていますが、ベターな方法を考えてみようと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年4月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。