4月10日に植田和男・日銀新総裁の就任会見が行われました。
日銀の植田和男新総裁が着任し、日銀の新体制が本格的にスタートしました
植田新総裁は記者会見の冒頭で抱負を問われ、「日本銀行の使命である物価の安定と金融システムの安定の実現に向け、力を尽くしてまいりたい」と述べましたhttps://t.co/c50NmWYxaL#nhk_video pic.twitter.com/dWjH12YA3S
— NHKニュース (@nhk_news) April 10, 2023
大規模緩和は継続し、現状ではイールドカーブ・コントロール(YCC)を継続するのが好ましいとの認識を示しました。
日銀の植田和男・新総裁が初の記者会見。長短金利操作(YCC)については「継続が適当」であると述べ、マイナス金利政策も「継続するのが適当」と話しました。https://t.co/UvJbcaQ5j3 pic.twitter.com/7VUA9UoMYH
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 10, 2023
また、黒田総裁下の金融緩和については、点検や検証があってもいいかと思っていると述べました。その黒田前総裁の評価も分かれています。
これ「日本の長期停滞の原因が金融緩和の不足でないことが明らかになった」 https://t.co/UIaJv3yM6y
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) April 8, 2023
元IMFのケネス・ロゴフ氏「黒田氏は極めて革新的であり続けた傑出した中銀総裁」と言及はその通りです。
どこの国もやっていない異例の金融緩和政策を続けた評価は高いでしょう。インフレ目標2%を達成していないことを評価議論するにはまだ早いように思います。なぜなら. https://t.co/svUNYNsobx— 馬渕磨理子(日本金融経済研究所) (@marikomabuchi) April 7, 2023
また、現状では金融政策だけで経済の中長期的な成長率を持続的にあげていくのは難しいと金融緩和の限界についても言及しました。
今の日本経済で、日銀にできることは何もない。黒田総裁がそれを徹底的に証明してから出てきた植田総裁は、やりやすいと思う。
白川総裁のときは逆だった。民主党政権まで「もっとカネをばらまけ」の大合唱だった。 https://t.co/Vd4yzK3673— 池田信夫 (@ikedanob) April 10, 2023
金融緩和の副作用もあったと述べています。金融緩和の修正を徐々に行っていくことになると思われます。
「2%インフレの持続が「なかなか難しいということなら、副作用に配慮しつつ、持続可能な金融緩和の枠組みが何かを探る」。つまり、金融緩和はまだしばらくやめられそうにないからこそ、必要に応じて副作用の軽減策が必要になる、というスタンス」日本経済新聞 https://t.co/SWxqTy3QxF
— 小黒一正 (@DeficitGamble) April 10, 2023
金融緩和継続のせいなのか、円安が進行し日経平均は上昇しました。
東証、一時300円超高 金融緩和継続で円安進行 https://t.co/F5rZec3EhL
— 47NEWS (@47news) April 11, 2023