日本維新の会は、世田谷区長選の内藤ゆうや氏に続き、北区長選でも山田かなこ氏を推薦することに決定。自民・公明・維新の3党による支援体制が整った。維新は一つの概念にとらわれず、改革のためには、是々非々で共闘する。
世田谷区も北区も硬直した区政の転換が急務である。保坂区長はといえば、こうした共闘に焦っているのか、デマを撒き散らす始末。
内藤氏は高層マンションの建設などは言っていない。現職区長がウソをついてはいけない。
政党を批判するが、ご自分は共産党を中心とする各党に支えられて活動中。
こういう言行不一致が、世田谷区民の不信感を募らせていることに、いい加減気づくべきである。何しろ共産党は保坂区政の与党だと堂々と主張しているではないか。
こうした有様が、政党に属さない、いわゆる無所属議員たちの内藤支持へとつながっている。さらに、国民民主党の玉木代表も内藤事務所を訪問し、支援を表明。
世田谷チェンジの流れは、いよいよ加速度をつけて、大きな広がりになりつつある。“なんとなくリベラル”な政治は世田谷区にいらない。リベラル派もやるんだったら、「本物」を擁立すべきで、もしそうであれば、デマ垂れ流しではなく、まともな政策論争もできるはずなのだ。この盛り上がりのなさが、地方選での低投票率を招いている原因の一つである。