新宿にオープンした「東急歌舞伎町タワー」にできたトイレが話題になっています。2階にある「男性専用トイレ」「誰でもトイレ・多目的トイレ」という区分けのジェンダーフリートイレの出現に、実際の利用者から「心配だ」「使いづらい」といった戸惑いの声が多く聞かれました。
東急は事態の収拾に追われました。
HPでは、ジェンダーフリートイレの設置は、
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念でもある「誰一人取り残さない」ことに配慮し、新宿歌舞伎町の多様性を認容する街づくりから、設置導入いたしました。
ということで、SDGsによるものだというエクスキューズが書いてあります。
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これが“多様化”の正体というものなのでしょうか・・・。
話題の新宿・歌舞伎町タワーの2階トイレに寄った。男性用トイレには小便器しかなく、女性、男性(大便をする人)、トランス女性、身障者等…が「別の1つ」に集められている。要するに女性は男と「隣同士」で用を足す。凄い時代が来たもんだ。これがおかしいと思わない人が、私には信じられない pic.twitter.com/mMEIN4M777
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) April 20, 2023
オープン初日にしてデザインの敗北を迎えてしまいました。
歌舞伎町タワーのジェンダーレストイレがオープン初日にしてデザインの敗北を迎えていました。 pic.twitter.com/Wm3NbaS2Lx
— 精神世界犬脳宣言 (@RTmc417) April 14, 2023
誰も幸せにならないトイレとなってしまいました。
歌舞伎町タワーのジェンダーレストイレ
男性:男性用は小しか設置されてないので、大の方はそっちに行かざるをえない。気まずい。
女性:女性用がないので男性が普通に入ってくる。とても嫌。
トランス・要介助者:騒ぎになって使いづらい。誰も得しない地獄の仕様だった
— JOY (@JOY_2STICK) April 15, 2023
ジェンダーレスって何?っていうことになってしまうのでしょうか。
歌舞伎町タワーの2階トイレ、すごく使いにくかった!!こんなんしたら変なおじさんも来ると思う。ジェンダーレスって何?てなるよ、絶対に。 pic.twitter.com/erTW5BRyVZ
— きなこ (@onikinako) April 14, 2023
ほどなく貼り紙で説明補足&警備員が配備される運びとなりました。
ジェンダーではなく経済合理性に基づいた設計だったのではという穿った見方も。
あのトイレ、ジェンダーレスとかはていのいい言い訳で、実際は法の許す最低限しかトイレに面積を割きたくないということなんだと思う(だから小便器を別に用意してる)んですけど、しょうもないコストカットで途轍もない面倒を呼び込んでいる気がしますわねぇ。
— ジョウゴ6,651 (@j0h_go) April 17, 2023
北欧は(一部が)ジェンダーフリートイレで、すべて個室になっているそうですが、ちょっと使いづらそうですね。
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東京都新宿区歌舞伎町一丁目にできた東急歌舞伎町タワーは地上48階、地下5階で高さは225mとなっており、用途はホテル、劇場、映画館、店舗などで構成されています。コンセプトは外国人がイメージするトーキョーらしく、ぶっ飛んでいてよいですね。でも、見ているだけでお腹いっぱいになりそうです。
東急歌舞伎町タワー、先日内覧をみました。
外国人がイメージするトーキョー!イザカヤ!ネオン!オニコロシ!って感じ。何も食べてないですけど、お腹いっぱいでした。 pic.twitter.com/VaHpPU8jQN
— ぬ? (@yukazu0907) April 14, 2023