ロシア大統領府は、首都モスクワにあるクレムリンがウクライナの無人機攻撃を受けたと発表しました。ロシアは無人機の襲来がウクライナによるテロ行為だと批判しています。
クレムリンに無人機攻撃 - ロシア大統領府が発表https://t.co/oLYRPcF2V0
— 共同通信公式 (@kyodo_official) May 3, 2023
確認された無人機二機はロシアが撃墜したようで、その証拠とされる動画がSNS上に出回っています。
This is how the Kremlin was hit. pic.twitter.com/lDWjIyAhCJ
— Yaroslav Trofimov (@yarotrof) May 3, 2023
しかし、実際にウクライナが無人機攻撃をロシアに仕掛けたのかについては、情報が錯綜しています。
ネット上ではロシアの自作自演なのではないかという声があります。
①:モスクワはウクライナ本土から距離があるんで無人機攻撃は現実的じゃない
②:ウクライナが声明出す前にロシアが発表
③:動画見た感じ、爆発ショボい私の個人的感想:「自作自演では」
— うぃっちわっち(丁稚) ℗ (@Witchwatch99) May 3, 2023
映像の「できすぎ感」を含め、ロシアのこれまでの動きをみると「偽旗作戦」でないかと多くの人は直感的に感じるかと思います。アメリカの反応もこれまでのところはかなり慎重。ロシアがどうでるかに大きな注目。 #NewsPicks https://t.co/uATdWHzRBV
— 前嶋和弘 (@kmaeshima) May 3, 2023
謎の二人がクレムリンの塔を登っている場面が報告されています。
クレムリン無人機攻撃。
2人がドームに登っていた。 pic.twitter.com/vNNT1WA7iX— tobimono2 (@tobimono2) May 3, 2023
クレムリンへの無人機攻撃場面で塔の左手に登る2名。何をしていた❓️ https://t.co/F1z3VhP5O9
— deepthroat (@gloomynews) May 3, 2023
ウクライナが無人機攻撃を行ったことを大義名分に、ロシアが戦術核兵器の使用などの挑発的行為を試みるのではないかと懸念されています。
「ロシアは必要な時期と場所で報復措置をとる権利を留保する」と表明。ロシアによる偽旗作戦、戦術核兵器使用の口実作りの懸念。安保理非常任理事国の日本として、安保理開催を訴えるべき。https://t.co/LrhMucIsgb
— 大塚耕平 (@kouhei1005mon) May 3, 2023
露は報復の権利を留保する。と言っているので、もしキエフに空襲があれば官庁街が狙われる可能性が高い
— Lowbrow (@lowbrow22) May 3, 2023
暴言でおなじみのメドベージェフ前大統領が早速ゼレンスキー大統領の「抹殺」を主張しています。
BREAKING: Russia's Medvedev calls for the 'elimination' of Ukraine's president Zelensky
— The Spectator Index (@spectatorindex) May 3, 2023
ロシアのメドベージェフ、ウクライナのゼレンスキー大統領の「抹殺」を要求
しかし、実際のところ、クレムリンへの無人機攻撃については、不可解な点が多く存在します。
クレムリンへの無人機攻撃については、海外の識者でもウクライナ犯行説とロシア自作自演説がありますがどちらも根拠は薄い。
自作自演説サイドはロシアがこれまで自作自演を何度もやってきたことを挙げていますが、もう戦争の最中なので今さらかなという疑問はありますね https://t.co/VXyFsaQjdp— 黒井文太郎 (@BUNKUROI) May 3, 2023
ウクライナがモスクワ攻撃を検討していた事実は確かです。
ウクライナ、2月にモスクワ攻撃計画か
米要請で中止、機密文書 https://t.co/tKidmcXP9c攻撃の対象はモスクワのほか、黒海に面するロシアの港湾都市ノボロシースクだったとみられる。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 25, 2023
そういえば、先月爆殺されたロシア人軍事ブロガーの暗殺はウクライナが関与していたのでしょうか?
【動画】カフェで爆発 軍事ブロガー死亡https://t.co/wvFpm9dSLm
ロシア北西部サンクトペテルブルクのカフェで爆発があり、ブロガーのマクシム・フォミン氏が死亡した。カフェではフォミン氏の講演会が開かれており、女がフォミン氏にプレゼントした小さな像が、数分後に爆発したという。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 3, 2023
情報戦の時代に我々のメディア・リテラシーが問われています。
クレムリンをドローン攻撃したとされる動画、真偽や公開の意図もこの時点では不明なことが多すぎるのに、SNSで留保なく拡散してしまう人がいるのは本当に危険だと思うなぁ。自分たちが工作対象とされている自覚が必要ではないかなぁ。
— Noriaki Yoshikawa (@yoshikawanori) May 3, 2023