”バスキア x ウォーホル、四手で”展@フォンダシオン・ルイ・ヴィトン。
今日が初日。近くでランチなのでその前に、とチケット取った。11時5分前到着、すでになが~い列。大注目展覧会ね。
数人前、おや、あの髪型は・・。中に入ってからまた見かけ、お顔を覗くと、やっぱりマダム・ヴリナ。タイユヴァンの元オーナー。お久しぶりですのご挨拶して近況伺う。当時の超敏腕支配人と、食業界職業の啓蒙をするアソシエーション立ち上げているそう。
ウォーホルとバスキア。二人の天才が共同作品を手掛けたのは、たった5年ほど。その間に、こんなにも濃密にたくさんの作品を共作してたのね。二人の才が響き合って生まれたものたちの、強さというか迫力がすごい。
展覧会最後の方に飾られた、ウォーホルの死を悼んで作った”墓石”に、胸が痛む。最初の部屋に、二人の交友のきっかけとなった”ドス・カベザス”とその原点の写真があって、バスキアの喜びが感じられるだけに、より、”墓石”がつらい。バスキアは、ウォーホルを追うように亡くなってしまった。
1982年10月14日、二人の画商によりバスキアとウォーホルは正式に知り合いに。ウォーホル大好きだったバスキアは、画商に二人の写真を撮ってもらい、すぐにその場を去ったそう。2時間後、ウォーホルのアトリエに、この作品が到着したのだそう。小さな写真と大きな作品。同じ空間で見比べられ、この展覧会の必見アイテム。
恒例、”一枚もらえるなら”は、数年前の”バスキア&シーレ”展にも来ていた、エッフェル塔とカエルちゃんのか、この二人に加えて、ヘリング、リキテンスタイン、ヨーコ・オノがコラボしたポスターがいいかな♪
ピッカピカお天気。ポルトマイヨまで、森を散歩しながら歩こうか。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年4月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。