G7広島サミットで来日しているイギリスのスナク首相が、広島市内でお好み焼き作りを体験しとことが話題になっていますが、「お好み焼き」と報道されたことにより激しい論争が起きています。
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「広島焼」を「お好み焼き」と称してを提供するつもりなのか?と異議が唱えられました。
まさかお好み焼きと称して広島焼を提供するつもりなのか?
内乱が勃発しそうだな。 https://t.co/i5K6je2Xrv— 骨身 (@honemiwosarasu) May 19, 2023
広島焼きはお好み焼きではないとする声が高まりました。
それだけは認められない。広島焼きはお好み焼きではない。 https://t.co/9KNB4hOtjA
— Tetsuo Kotani/小谷哲男 (@tetsuo_kotani) May 19, 2023
一方、「大阪焼き」の力による一方的な現状変更は断じて認められないという毅然とした意見も。
「大阪焼き」の力による一方的な現状変更は断じて認められず、安芸国として到底受け入れがたく、自由で開かれた鉄板秩序を守り抜くメッセージを国際社会に発する機会に検討を重ねた結果、広島固有の「お好み焼き」が世界的プレゼンスを発揮する場として、G7サミットを広島で開催した次第であります。 pic.twitter.com/jFgiQPOIbd
— 犬洋 (@WnWnO) May 19, 2023
こちらもあくまで広島がホンモノだと譲りません。
それではrepeat after me.
「広島で食べるんがホンモノの『お好み』じゃ」
— 東野篤子 Atsuko Higashino (@AtsukoHigashino) May 19, 2023
「広島」と「お好み焼き」には、復興の歴史が流れています。
広島のお好み焼きは復興の歴史と深く結びついているため、「お好み」焼でないと、少なくとも広島に物理的に存在する間は、誰であれ、受け入れられません。https://t.co/XMcNgYqQVR
— 篠田英朗 Hideaki SHINODA (@ShinodaHideaki) May 19, 2023
G7でお好み焼きの定義をめぐる論争が決着することを期待する声も。
G7とゼレンシキーが共同声明で「広島で美味しいお好み焼きを食べた」と表明することで、定義をめぐる論争が決着するかもしれません。 https://t.co/AJ5I1Nv9pr
— Hirano Takashi 🛩️ 平野高志 (@hiranotakasi) May 19, 2023
冷静な提案も当事者にはなかなか届かないようです。
家庭内でブリーフを受け、お好み焼き論争(冷戦?熱戦?)の構図について遅ればせながら理解。どちらの言い分も分かるものの、本家云々はともあれ、他地域・海外に広く発信するなら、どちらも地名をつけた方がわかりやすいし、宣伝になるのでは?江戸前寿司とも言いますし。
— Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 (@MichitoTsuruoka) May 20, 2023
「お好み」焼き紛争は短期間で平和裏に解決してほしいものです。
国際政治学者の間で「お好み」焼き紛争が起き、その後40年にわたって東(大阪)西(広島)冷戦が起きる。そのきっかけを作ったのがゼレンスキー大統領だったとは。 https://t.co/R4S23DGVqX
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) May 19, 2023
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一方、スナク首相の営業実に巧みだったという指摘も見られます。
広島の人たちの戦略的な動きを賞賛する声も。東京の一流企業もこの押しの強さは見習ったほうがいいかもしれません。
日本国内で広島焼きと言われ大阪に苦渋を飲まされてきた広島人が、国際社会に対して自地域のお好み焼きを「これがデフォルトですが」とさらっと打ち出すことでデファクトスタンダードを取りに行く
なんて戦略的な動き方なんだ
心なしかおたふくもにこやかだぜ pic.twitter.com/9nSV4ACBj8— とあるコンサルタント (@consultnt_a) May 20, 2023
広島の出来事は人びとの心の中に残り続けるでしょう。