広島サミットは大成功で、広島発のニュースが世界に発信されましたが、それを報じる日本のマスコミのレベルの低さも世界に見せる結果になりました。
サミット前に話題になったのは、東京新聞の望月衣塑子記者。アメリカが同盟国の保有するF-16戦闘機のウクライナ供与を認めるという報道に「まさか、日本が保有するF16戦闘機を米国は出させるつもりではないだろうか」とツイートして、ツイッターに「文脈を補足」されてしまいました。
こんな補足をTwitterに付けられるなんて、ジャーナリストとして恥ずかしくないですか? https://t.co/yf0VnWIJ0j pic.twitter.com/bni9t9BhOV
— Neo (@Neo54911938) May 19, 2023
多くの批判を浴びたのは、岸田首相のスピーチが終わったあと「逃げるんですか」と声をかけた記者です(2:13~)。
これは元朝日新聞の尾形聡彦記者。今は望月記者と一緒にネットメディアをやっています。
G7中のスケジュールカツカツな総理大臣の会見にて、予定されていた質問数を終えて次の予定に急ぐ総理に無理やり質問をぶつけ「逃げるんですか」などとパフォーマンスを始めて答えさせたあげく、「日本の首相記者会見はG7で最低だと感じます」と逆ギレまでしている傲慢な元朝日新聞記者がこのお人です。 https://t.co/uY3p9IDWWf pic.twitter.com/ysRLXJsQGg
— 水月 (@sui72381132) May 21, 2023
多忙な一国の首相に対して予定を無視して強引な質問をかましたあげく「逃げるのか」と無礼な発言までキメて本当に恥ずべき行為だと思います。
ジャーナリズムとは、政治に対して批判的な視点でいる必要はあると思うけど、それは無礼なことして良いわけではないはずです。 https://t.co/EFTfMrSohq
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) May 21, 2023
ゼレンスキー大統領の演説に対して、冒頭で出た質問は「もっと戦争を終わらせるための和平に向けた話し合いをしたほうがいいのではないか。広島で行われるサミットで、違和感がある」という地元RCCの質問でした。
RCCの記者の質問
「和平に向けた話し合いをした方がいい」
ロシアに言え
広島の恥!ゼレンスキー氏の表情。
こんな質問をさせてしまってウクライナの人たちに本当に申し訳ない。 pic.twitter.com/3s8B1IKgvh— あーちゃん (@gazooai1) May 21, 2023
RCCは、侵略をされている国に対して「もっと和平の話が出来なかったのか。違和感がある」というのではなく、侵略を行っているロシアに対して言うべきでした。
そして事実関係として、ウクライナは今回G7の場を借りて、ウクライナの目指す平和への道筋「平和の公式」を招待国にも伝え続けました。
— 東野篤子 Atsuko Higashino (@AtsukoHigashino) May 21, 2023
これにはゼレンスキーも顔を曇らせて直接は答えず、「原爆資料館で見た広島の光景はバフムトに重なる」と答えていました。これが今のバフムトの状態。ほとんど原爆を落とされたのと同じです。
ロシアが「解放した」というバフムート。 https://t.co/vOTIUAEwNa
— 国末憲人 Kunisue Norito (@KunisueNorito) May 21, 2023
こういう激しい戦争の進行中に、プーチン大統領の出てこない会議で、どんな「和平の話し合い」ができるというんでしょうか。G7各国が「無駄な抵抗はやめて侵略されたまま停戦しろ」とウクライナを説得すべきだといいたいのでしょうか。
朝日新聞は、G7諸国が核兵器禁止条約に入らないと「核廃絶への道筋」ができないと考えているようです。
朝日新聞は、アメリカが核抑止力を否定して一方的に核軍縮しないと「核廃絶への道筋」は示せないという社論なのか。プーチンは、そんな善意が期待できる相手だと思ってるの? https://t.co/Kmu5rTZ8R4
— 池田信夫 (@ikedanob) May 21, 2023
朝日新聞は、昔は安保条約にも自衛隊にも反対でしたが、それが既成事実になって、今は「核兵器を全部なくせ」みたいな空論しか語れない。プーチンが核を使うと脅している今、そんな話が通じるのは、平和ボケの団塊老人だけでしょう。