ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏の性的虐待を巡って、マスメディアに対する長年の報道姿勢への疑問が投げかけられていますが、一方で『ジャニー喜多川の性加害問題は日本人全員が「共犯者」である ニューズウィーク日本版』というマスメディア側からのカウンターパンチが議論を呼んでいます。
ジャニー喜多川「性加害」の問題について、メディアの責任は確かに大きい。でも、週刊文春が99年にキャンペーン報道をしても、日本人の多くは大して関心を持たず、深刻に捉えなかった。その意味で、すべての日本人はジャニー喜多川の罪を黙認し続けた共犯者である
「ジャニー喜多川による性加害の問題について、メディアの責任は確かに大きい」としつつも、ジャニー氏の加害判決が出た2003年当時に「この問題の重大性をきちんと認識できる人は、日本にほとんどいなかった」ので、「すべての日本人はジャニー喜多川の罪を黙認し続けた共犯者」だという論理展開になっています。
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これではあらゆる国民があらゆること問題の共犯者となってしまうのではという指摘や。
ふつうの国民は裁判で負けたことすら知りませんでした。それを事務所との関係からまともに報じなかったのメディアの責任は大きいでしょう。
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メディア側の責任転嫁ではないかという怒りの声も聞こえてきます。
この「話法」はいろいろ転用ができると感心する声も。
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それにしても、大手メディアは「報道しない自由」をどこまで行使する気なのでしょうか。
国民のせいではなく、マスメディアの閉鎖性が生んだ帰結ではないかという指摘も。
スポンサー企業の責任も問われ始めていますが、こちらも頬かむりを決め込む企業が多いようです。
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この問題が終わる日は来るのでしょうか。