ジャニーズ事務所の櫻井翔氏(41)が5日放送の日本テレビ「news zero」で、ジャニー喜多川氏の性加害について言及しました。
櫻井氏は、コメントできなかったことの理由として、以下のように述べています。
今回の件ですが、私には2つの側面があると思います。1つは今、問題の責任が問われている事務所に所属しているということ。そしてもう1つは大きな意味では自分は被害者側に見られうる立場に置かれているということ。
私にとって、この2つの側面を踏まえますと、コメントをすることは難しいと考えていました。
今もまだどの立場でどうお話できるのか難しいのですが、お伝えしたいことの1つは、臆測で傷つく人たちがいるということです。
(以下、引用は櫻井氏の発言より)
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櫻井氏がようやく話してくれたと安堵する声が多く聞かれました。
今までの関係者の発言と比べると櫻井氏の発言は案外率直だったのではと見る向きもあります。
憶測で傷つく人がいるのは会社としての対応が無責任だからではないかという指摘も。
櫻井氏がずっとノーコメントだったことは批判されていました。
このときはジャニーズ事務所・テレビ各局が報道内容のすり合わせをしているのではないかと批判もされました。
一方で、嵐の櫻井氏とKAT-TUNの中丸雄一氏は第三者委員会を設置すべきだと主張していたという報道もありました。
私自身、発言すること自体がまた憶測を呼び、広げ、無関係な人々まで傷つけることにつながるのではないかということを恐れています。
影響は大河ドラマにまで及んでいるとの見方も。
ほんとうのファンとはどのようなものなのでしょうか。
また、ジャニーズを批判する団体にもいろいろ思惑があるようです。
だからこそ、ジャニーズ事務所は話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたのか調査してほしい。そして被害を訴える方々、並びに本日提出された署名した皆さんの思いを重く受け止め、二度とこのような不祥事が起こらない体制を整えなければならないと思います。最後にあらゆる性加害は絶対に許してはならないし、絶対に起こしてはならないと考えています。