ウクライナ南部の巨大ダムが決壊し1.7万人が避難

ウクライナ南部ヘルソン州のカホウカダムが決壊し、洪水が発生しました。ウクライナ・ロシア両国はお互いを非難し合っています。

この事態に対応して国連の安全保障理事会は緊急会合を開きました。欧米はロシアによるウクライナ侵攻が決壊の原因となったとしてロシアの責任を追及しましたが、ロシアはウクライナ側の関与を主張しています。アメリカ・ホワイトハウス「何が起きたか確定的なことば述べられない」とコメントしています。ダムは昨年の3月からロシア軍が占拠をしていました。

カホウカ水力発電所のダム ゼレンスキー大統領SNSより

両国ともにお互いのせいだと主張しています。

どちらかの軍隊による破壊ではないという可能性も捨てきれないようです。

しかし、どうすればこのような壊れ方をするものなのか、疑問の声も上がっています。

かなり大きなダムで、決壊による被害が心配されます。

原発の冷却ができないと心配もされていますが、洪水で多数の死者が出る可能性のほうが高まっています。

ロシアの侵攻がなければ安定的にウクライナがダムを管理していたはずだという指摘も。

影響はウクライナだけに留まりません。

今回のダムの決壊だけでなく、ハイブリッド戦争によって情報が錯綜しています。