埼玉県知事が水着撮影会の中止を撤回:特定の政治団体の影響はなかった?

11日夜、大野元裕・埼玉県知事は、埼玉県営プールの指定管理者・公益財団法人埼玉県公園緑地協会に「水着撮影会」への中止要請を撤回するように指導したとツイートをしました。県知事が日曜日の深夜にツイートするという異例の対応となりました。

6月の開催の撮影会利用予定の事業者が昨年12月の基準策定後に開催したイベントで違反があったそうですが・・・。

公園緑地協会は埼玉県に「6月の開催中止を求めることと、今後の水着撮影会は全て中止を申し入れ」たそうですが、川越水上公園では同様のルールがなかったそうです。

しかし、県知事は、指定管理者に対し、明確な許可条件が定められていない施設において、他の施設の条件を当てはめイベントを中止させることは適切ではないと指導したそうです。

とりあえず、安堵の声が聞こえてきます。

日曜日の深夜ということで、余程のことと認識されたのではないでしょうか。

指定管理者への指導を行うべきという指摘も。

特定の政治団体等の意見に左右された事実はないと言って言いますが・・・。

しかし、損害は小さくありません。

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表現の自由のリトマス試験紙になったいるという指摘も。

ある特定の政治団体が公序良俗の基準を決めることは恐ろしいことです。

 

わかりやすい構図がうきぼりになっています。

6月10日・11日に開催予定だったプール撮影会4イベントはすでに開催中止となってしまいました。

大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною (@ohnuki_tsuyoshi) on X
違反していないイベントの中止要請は適切ではなかった、と埼玉県知事が認めるTweet。 事実確認が不充分なうちに、県は間違っていないとコメントしたのは拙速だったな。

6月9日に中止を発表した6月24~25日の「近代麻雀水着祭2023」(しらこばと水上公園)はこれから再び開催することはできるのでしょうか。

ただし、撮影会の在り方は専門家含め検討とのことで、今後のプール撮影会の禁止に繋がってしまうのか心配する声も。

その指定管理者は、純粋な民間企業ではなく埼玉県と一体化しているという指摘も。

とりあえず埼玉県が指示を出した事実は消えませんが、大野知事のまともな対応は評価されます。

肥大化した行政の監督はますます重要になってきます。

近代麻雀学院ツイッターより