シャンパーニュ”マム”による”ラ・ターブル・デ・シェフ”のオープンを祝しに、ランスへの旅。
大手メゾン”マム”の、プライヴェートゲストハウスだった”メゾン・コルドン・ルージュ”が、レストランになった。
レジデンスシェフのシステムで、3ヶ月ごとに料理人を招聘し、オリジナルメニューを披露してもらう。初代シェフは、今年、20代半で一つ星とったばかりのマロリー・ギャプシ(ギャプジ?)。
ワインリストを作ったのは、レイモンズ・トムソンス。2月、パリで開催された”世界最優秀ソムリエコンクール”の優勝者。楽しいコンクールだった、ここで会えて嬉しいな。”マム”のプライヴェートシリーズ”RSRV”のブランドブラン舐めながら、コンクールの思い出話を聞かせてもらう。
ここは、メゾンの歴史的館。レストランやバーになったサロンには、マムの歴史を物語る古い写真やオブジェ、昔のバッキンガム宮殿でのメニュー表などが飾られている。おぉ、フジタやフジタの恩人ルネ・ラルーの写真だ。
おぉ、若きムッシュ・ポールの脇を固めてるのは、これまたうら若きムッシュ・デュカスと初恋シェフのジャック・マキシマン。(そして、パリに戻ったら、偶然ムッシュ・デュカスに遭遇~。)
アペリティフ後、ランチ。料理、おいしっ!パリのマロリーのレストランに行ったことないけど、俄然興味湧いてきた。
ワインは、”RSRV”のブランドノワールやロゼ・フジタなどに加え、アルザスのリースリングやリオハのテンプラニーニョ。
鳩に合わせたのは、コルドン・ルージュ88年マグナム。レイモンドのコメント聞きながらワインを味わうという、とっても貴重な体験♪
食後は、カーヴ見学。
ラ・ターブル・デ・シェフとカーヴ見学のセット予約もできるようになるそう。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年5月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。