政府が「みどりの戦略」で推進する有機農業に潜む危うさ

日本政府は「みどりの食料システム戦略」を策定し、有機農業の推進を図っています。一般的なイメージは良い有機農業ですが、その推進の過程では、農薬や肥料を用いる慣行農業の否定につながったり、食品のリスクに関する情報を歪めてしまう危うさもあります。

食生活ジャーナリストの会・前会長の小島正美先生の講演に引き続いて、キヤノングローバル戦略研究所 杉山大志 研究主幹がコメントし、対談します。(2023年7月6日)

【講演資料】

 

【出演】

小島 正美 食生活ジャーナリストの会 代表
1951年愛知県犬山市生まれ。愛知県立大学卒業後、毎日新聞入社。松本支局などを経て、東京本社・生活報道部で主に食の安全、健康・医療問題を担当。生活報道部編集委員として約20年間、記事を書いた後の2018年6月末で退社。東京理科大学の非常勤講師も務める。『誤解だらけの放射能ニュース』『メディアを読み解く力』など、著書多数。

杉山 大志
キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹


地球温暖化問題に関する科学的知見および環境影響評価の現状を調査し、安全保障・経済とのバランスのとれた温暖化対策の在り方を考える、杉山大志氏のYouTubeチャンネル「キヤノングローバル戦略研究所_杉山大志」。チャンネル登録をお願いいたします。