海外旅行と国内旅行の違いは今やパスポートだけ

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週末からエジプトのカイロに出かけます。エジプトに行くのはなんと約40年ぶりです。

前回行った時は、まだ大学生でした。1ドルが200円を超えていたのを覚えています。そして飛行機は南回りでした。インターネットもスマホも無く、デジカメさえありませんでした。テクノロジーの進化による大きな変化を感じます。

旅行は大好きですが、以前はせいぜい年に2回くらいしか出かけることがありませんでした。しかし、昨年あたりから生活パターンが一変し、旅行に出かけることが増えました。国内と海外を合わせると、ほぼ毎月東京の自宅を離れているようになりました。

それに伴い、旅行の準備もずいぶん慣れてきて、最近は出発当日にパッキングをして出かけるようになりました。

これは海外旅行でも同じです。

ヨーロッパやアメリカに長期で旅行に出かける時以外は、基本的に機内持ち込みのスーツケース1つだけで荷物をまとめます。

短期間の旅行で、荷物を預けてフライトに乗り、万が一ロストバゲージしてしまうと、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。特に海外であれば、致命傷です。

そこで、出来る限り荷物を少なくして、移動中も快適に過ごすよう工夫しています。

滞在日数分の下着や洋服。シャンプーやボディーソープ、歯ブラシ、サプリメントなどの毎日使っている生活用品。そして、パソコンやネット接続に必要なコードや充電器。

これらのものがあれば、数日間の旅行であれば問題ありません。

コロナ禍では、海外に出かける際のPCR検査や、書類の作成など、煩雑な手続きを間違いなくやらなければならず、神経を使いました。

しかし、今や国内と海外の違いは、海外ならパスポートを持っていくこと位です。

今回出かけるのは新興国なので、機内持ち込みのスーツケースはリモワの頑丈なものにしようと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年7月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。