15日に中国政府は7月分からの16歳ー24歳の「若者の失業率」の発表を一時停止することを表明しました。理由は「経済の発展に伴い、労働力調査の方法を見直す必要がある」としています。
中国における若者の失業率は今年に入ってから観測史上最も高い数値を記録しています。6月には21.3%を記録していました。7月分の若年層失業率があまりにも深刻であったために中国は数値の公表を控えたのでしょうか?
都市部に限っては5割近い若者が無職の可能性があると指摘する媒体も。
中国の16歳から24歳までの都市部の失業率は50%近くにまで上昇しているのだろうか?
若者の失業率を公表しないという中国政府の英断により、ある意味では失業問題が解決したとの声も。
若者の失業率だけではなく、中国のあらゆる統計が悪化の傾向を見せています。
中国は若者の問題だけではなく、高齢者の問題も抱えています。このままでは中国は日本以上に深刻な超高齢化社会に突入することが懸念されています。
様々な課題を抱える中国経済は復調するのでしょうか?