日経新聞が世界の石炭依存に歯止めがかからないと嘆いています。
「総じて石炭火力は新設ペースが廃炉に勝り、脱炭素の目標はかすんでいる」ということですが、世界には石炭発電も使えずに命を落とす人がまだまだ多くいます。
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「石炭火力、温暖化ガスの排出多く」と決めつけていますが、日本の石炭発電は日経新聞のイメージとは裏腹にクリーンです。
欧米と比べてもクリーンなレベルを誇るJ-POWERの磯子火力発電所
主要先進国と比較しても、SOx、NOxの排出量は極めて小さい値になっている
出来ないことをどうしてもやらせようとする日経新聞に疑問の声も。
日経新聞に限らず「欧米」崇拝は日本人の明治維新以来の性なのでしょうか。
石炭や既設原発の有効利用を阻んでいるのは誰なのでしょうか。
電力自由化に端を発した日本の電力不足は滑稽です。
やることはわかりきっているのに話はなかなか進みません。
石炭火力の輸出を阻止したあとのこともなにも考えていないようです。
「問題は成長する経済を再生エネだけでは支えきれていないことだ」としていますが、石炭が増えていること以外は具体的なデータを示さない日経新聞の了見をいったいわれわれはどう受け止めればいいのでしょうか。