厚生労働省は2021年度の保険給付や自己負担含んだ介護費用が11兆2838億円になり過去最大を更新したと発表しました。
高齢化に伴いサービスの利用者が増えつづけ、介護費用は20年度に比べて2296億円(2.1%)増え、創設当初の01年度の約2.6倍に膨らんでいるとのことです。
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社会保障費全般も膨らみ続けています。一般会計の3割にあたる36兆8889億円に達しています。
後期高齢者が激増する「2025年問題」ですがわかっていても変えられません。
給付の削減を考えればいいのは明白ですが、総論賛成各論反対になってしまいます。
介護職の人手不足は技術革新で解決するのでしょうか。デスクワークのようにはいかないと思うのですが・・・。
介護は家族への負担も大きいですが・・・。
もはや移民政策しかないのでしょうか。
ただしどんどん貧乏くさくなっていく日本に来てくれる外国人がどれほどいるのかという疑問の声も。
健康寿命がいくら延びても多くの人に寝たきりの期間は発生します。
いずれにせよ現代日本人は避けられない死から目を背けすぎてきたのかもしれません。