こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
「親しき仲にも礼儀あり」という格言は含蓄がありますよね。まあ今回の場合、親しくもないんですけど。
れいわ・大石晃子氏の「ちんちくりん」呼ばわりに維新・音喜多駿氏「来世ではがんばりたい」
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/277618
大石あきこさんが大石あきこっぷりを発揮してTwitterで切りつけられまして、本人からはすぐ反省のコメントをいただきました。
なので、本件(の表現)については、これにて終了。
…なんですけど、本人は矛を収めてるのに周囲が「ちんちくりんにちんちくりんと言って何が悪い!」「維新は、音喜多は◯✕▲※だ!!」みたいなことを言い続けるんですよね。。
今日も修羅の国・ツイッタランド改めXランドは正常運行であります。
■
閑話休題。そもそもの本筋であったインボイス制度について、維新は導入に賛成(容認)の立場です。
インボイス制度に対する政党の対応とは?反対・賛成の理由と各党の動向を解説
https://www.freee.co.jp/kb/kb-trend/invoice-system-political-party/
以前に投稿されていた藤田文武幹事長の説明がわかりやすいです。
インボイスは消費税(付加価値税)があるすべての先進国で導入されており、公平な税の徴収をするためには必要不可欠です。
消費税が新設された1989年に散々議論され、手続きの煩雑さなどから免税事業者を残すことが許容されましたが、消費税率はその後どんどん高くなり、またテクノロジーも発達して計算・納税も容易になったことから、この歪みを放置することはできなくなってきました。
もちろん制度変更によって不利益を被る人がいることは理解しますし、一部の人にとっては「増税」になりますから、タイミングや導入時の支援については考慮をしなければいけません。
いけませんが、それは税の公平性を歪め続けて良い=インボイスを廃止する理由にはなりませんし、コロナ禍が一服した今、いつまでも先送りを続けることも不可能です。
今の産業構造上、厳しい状況に置かれている個人事業主や零細企業に対する施策は別に講じるべきであって、インボイスそのものが悪であるかのような主張には無理があると思います。
また、「消費税は預り金ではなく、自分の金なのだから益税はない!」という主張については、この方の説明がわかりやすかったので下記に掲載しておきます。
>実際にそんなことを言われたら、「今まで請求していたあの消費税はなんだったのか」と消費者は納得しないはず。
>だったら、請求書に記載された消費税額とやらに「これは預り金ではなく私のお金です」と書いておけと自分も消費者の立場の時にはいいたくなるだろう。
>付加価値税が導入される国ではどこも認められていない、この「納税なき控除」を認めたことで、消費者が国に納付されるものと認識して支払ったお金が国に届くことなく、流通過程のどこかの事業者の手許に残る問題が生じてしまうのである。
(上記ポストより一部引用)
■
反対の声がある一方で、「公平のために速やかな導入を」「これ以上延期などの措置をしたら逆に混乱する」といった声も私のもとには届いています。
必要なセーフティネット・施策は別立てとして講じながら、政府与党にはインボイス制度は速やかに導入を進めていただけるよう改めて求めてまいりたいと思います。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年9月日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。