投資してない人と付き合ってはいけない

投資セミナーに出たり、投資本を読んだりするのと、自分でリスクを取って投資するのは、全く別物です。

metamorworks/iStick

そもそも投資は実践しなければ、資産は増えません。実際にリスクを取ってやってみて、初めてわかることがたくさんあるのです。

投資で大切なのは、完璧に勉強することではなく「走りながら考える」という姿勢です。

投資経験がない人に限って、投資にネガティブなことを語る傾向があります。

例えば「フィリピン不動産投資」と聞いただけで「危ない」「騙されている」といった条件反射的な反応をする人たちです。

あるいは、比較的リスクが低い国内の中古ワンルームマンション投資でも、「空室リスクがある」「現状回復のコストがかかる」「地震リスクがある」と、ネガティブなことを言い出せばキリがありません。

もちろん、投資ですからリスクは付き物ですが、リスクの見返りに大きなリターンが期待できるのであれば、投資対象として検討する価値があるのです。

このような人の足を引っ張る人たちと付き合っていると、せっかくの投資のチャンスを逃してしまいます。

だから、投資してない人と付き合ってはいけないのです。

私が主宰する資産設計実践会は、その名の通り資産運用を実践する人だけが集まる投資家コミュニティです。

実際に国内外に不動産物件を保有していたり、アートやアンティークコインといった実物資産に投資をしている人たちが集まっています。

投資のリスクに関してはしっかり議論をしますが、だからといって投資をしないという結論にはなりません。

どのようにしたら、リスクをコントロールしてリターンを高めることができるか。そのために必要な情報を共有することで、お互いのメリットになっています。

また、メンバーの間で外部には知られることもないインナーサークル情報もシェアされており、投資のリターンを高めるのに役立っています。

私のライフワークは、日本円と預貯金に偏った日本人のお金と付き合い方を変えることです。

そのためには投資未経験者に投資をしてもらうことも大切だと思いますが、それよりも投資を真剣に実践する人たちとのコミュニティから、巨額の富を築くビリオネアをたくさん輩出する方が先ではないかと思うようになりました。

成功例をたくさん作ることこそ、実践する投資家を増やすのに最も効果的だと考えるようになったからです。

159人の個人投資家が集まるインナーサークル資産設計実践会は、11月から開講する第18期のセミナー&説明会を開催しています。興味のある方はまずは説明会に参加してみてください。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年9月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。