埼玉県議会本会議で自民党県議団が提出した「虐待禁止条例改正案」に全国から注目が集まっています。
この「虐待禁止条例改正案」は、未成年者が単独で留守番をすることを禁止し、子供の安全を確保し、保護者の責任を明確化することを主旨としています。罰則規定はありませんが、小学3年までの子供の放置や置き去りを保護者に禁じる内容となっています。
しかし、この法案に懸念の声が上がっています。条例の適用の難しさ、保護者への負担、監督と執行の問題、なにをもって保護とするかということのあいまいさなどが挙げられています。
早ければ来週13日に採決されます。
現実と乖離し過ぎているという指摘が多く見られます。
他県からもこのような条例を通してはならないと怒りの声や
家庭のことには県が関わるべきではないという不快感を表す声も上がっています。
しかし、アメリカでは事情が違うようです。州によって違うようですが、ニューヨークでは13歳未満の児童をひとりにすること自体が違法になっていて、日米には大きな違いがあります。
「13歳未満の一人歩き」は昼でも違法?日本とは違う米ニューヨークの子育て事情
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日本では、子供を自立させるために小さな頃から一人で学校へ行かせることは当然になっていますよね。しかし、ニューヨークでは13歳未満の児童をひとりにすること自体が違法であり、日米には大きな違いがあります。メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』著者でニューヨークの邦字紙『
アメリカでも子供を一人にすること自体が犯罪とされることは少ないようですが、子供を危険にさらしたり無責任な行為を行ったりすることが犯罪だとみなされることがあるそうです。
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しかし、この条例に限らずさいきんの埼玉県の政治はどこかがズレています。
埼玉県民が悪いという指摘も見られます。
東京のベッドタウンとして発展してきた埼玉県。日本の最先端としてアメリカに追いつきつつあるのかもしれません。