お茶漬けの概念が変わる!和食高級ファストフード:だし茶漬け えん

出口 里佐

出口里佐です。

10日間ほど、ヨーロッパに旅行に行ってきました。

フランス料理など海外の料理が好きなので、毎日和食が食べないと気がすまないと言うことは無いのですが、やはり10日近くなるとさっぱりした出汁の味、シンプルな味付けのお魚が食べたくなります。

Satoshi-K/iStock

羽田空港から自由が丘までの帰宅途中、大井町駅改札口の横に「だし茶漬け+肉うどん えん(エトモ大井町店)」があり、こんな時にぴったりで、たびたび利用しています。

お店入り口

昨日選んだのは、だし茶漬けの、天然ひらめの香味和え、ご飯普通盛で、850円。お店入って、左右にある券売機で食券を購入します。だし茶漬けだけでも、10種類くらいあって、食材によって、700円代から千円ほど。2種類選べる、ハーフアンドハーフは1200円。定番のお茶漬けの他、季節限定もあります。

うまみのある天然ひらめの香味和えのお茶漬け。

写真を見ているだけでも、どれも目移りするほど美味しそうで、いつも決断の早い私にしては、なかなか決められず、後ろに並んでいる方はいないかしらと気にしながら選びました。

付け合わせは、きんぴらごぼうと大根の漬物、ピーナッツ味の冷奴。きんぴらごぼうのカットの細さ具合が絶妙で、食べ易く、味が染みて美味しかったです。大根の漬物も久しぶりの和食を食べられて良かったなと思うくらい美味しくて、これで、850円とは!

カットの細さが絶妙なきんぴらごぼうと、大根の漬物。

昆布、鰹節に鶏がらスープがミックスされた、こだわりの、お茶漬けの出汁は急須に入って提供され、足りない時はお願いすれば追加可能だそうです。つい15時間前に、ロンドン、ヒースロー空港第3ターミナルで見た貧弱な、お寿司ロール8切れだけで、12£、日本円で2000円超だったのとは大違い、コスパが全然違います。ヒースローで妥協しなくて良かったと思いました。

ホームページによると、女性がひとりでも入りやすい、高級なファストフードを目指しているそうですが、高級でも値段が手頃で、カウンター席が多いので、ひとりでも入りやすいです。

女性ひとりでも入りやすい、カウンター席の明るい店内。

荷物いれのかごもあるので、旅帰りで、大きめのバックパックを持っていた私にはありがたかったです。海外では、空港などのイートインでも、この様な各自の荷物入れのサービスはほとんど見たことがなく、無料のお水、おしぼりと並んで、素晴らしい日本のおもてなしですね。

えんのメニューは、他にも、おにぎりセットが、おにぎり2種とお吸い物、漬け物で、550円。持ち帰りで、おにぎりを何度かいただいてますが、とても美味しいです。

肉うどんはまだいただいたことは無いですが、790円で大盛り無料。トッピングに温泉たまご、青菜、きつね、を選ぶとそれぞれ100円。寒くなってくると、うどんは身体を温めてくれるので、次回はトッピング全部盛りで試してみたいです。

サイドメニュー、持ち帰りのメニューでは、コロッケ、メンチカツや唐揚げもあります。昨日はだし茶漬けを食べた後、ジューシーメンチカツ(220円)、唐揚げ2個入り(280円)をそれぞれ2個、朝ごはん用にテイクアウト。違う種類のコロッケをもう一つ買いたかったのですが、店内で召し上がる方が、タッチの差で注文したらしく、少し悔しい思いをしましたので、次回は必ず。

えんは、東京駅近くでは新丸ビル地下一階や、六本木では東京ミッドタウン、その他、駅から近い場所に、店舗があるので、出張で、ひとりでささっと食べたい時なども、使えると思います。ぜひ一度召し上がってみて下さいね。

だし茶漬け えん(エトモ大井町店)