年収300万円の男性の63%が子どもを持たずに生涯を終えるというデータがとれてしまったということで、日本人男性の一部に衝撃を与えています。
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この調査で少子化の原因が若者の価値観の変化ではないことが明らかになったようです。
統計的には結婚がかなり難しくなってきていることが伺えます。
しかし、昔も年収300万円台の男性は多くいたはずです。
ただし、平均年収でも厳しくなる未来がぼんやりと見えています。
現役世代に対する社会保険料の軽減は急務です。ただし、これが軽減されたからと言って急に結婚はしないと思いますが。
若い人は、じぶんの望む生活が300万円なのか1億円なのかイメージをもてないものです。社会人になってから後悔したときにはときすでに遅しなのかもしれません。
女性はそこまで高望みしていないようですが、それ以上に男性を取り巻く現実は厳しいようです。
男女のキャリアの差が縮まってきても日本は「低方婚(死語)」の風習だけ残ってしまい、女性は年収が上がれば上がるほど結婚相手を探すのが難しくなってしまいました。
将来的には300万円でもよかったと思い知る時代が到来することになりそうですが。
年収300万円でも子育てできるはずですが、人間の欲望は足ることを知りません。
男性がたくさん稼がなくても夫婦で力を合わせれば豊かな生活可能ですが、力を合わせるパートナーが見つけられないのが現状なのかもしれません。
はたして先進国で婚姻率・出生率を上げることはできるのでしょうか。