政府は3人以上の子どもがいる多子世帯について大学授業料など高等教育費を無償化する方針を示しました。2025年度から始め、大学や短期大学、高等専門学校などが対象で、所得制限は設けないとのことです。
3人以上の多子世帯、大学授業料など無償に 政府方針https://t.co/v8bAbHuDjP
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) December 7, 2023
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子供が三人いるからうれしいという喜びの声や。
これは個人的に嬉しい。我が家は子ども3人いるから
「政府は3人以上の子どもがいる多子世帯について、2025年度から子どもの大学授業料などを無償化する方針を固めた。所得制限は設けない」 https://t.co/joQLsC4exx
— ふらいと(今西洋介)@小児科医・新生児科医 (@doctor_nw) December 6, 2023
一方で、家庭によっては不公平感も募ってしまい、悲喜こもごもです。
多子世帯 大学無償化
子ども3人いない家庭は多子世帯の大学授業料を税金で負担して、自分の子どもは奨学金借りて大学卒業させるんだろうか。
絶対に納得いかない。
— リタ (@FSSeRm3gkIs8uY5) December 6, 2023
これは少子化対策ではなくさらに格差が広がるという批判も。
子供3人以上の世帯は大学無償化するそうだがこれは「少子化対策」ではない。何度も言うように結婚した夫婦が産む子供の数は長い間変わっていないのに少子化が進んでいるのはそもそも結婚に至らない人が多いからでそれは経済的理由もかなり大きい。これはもてる者への優遇策だ https://t.co/2D7YPjh1iD
— リフレ女子 (@antitaxhike) December 6, 2023
さすがに大学の学費が無償だから子供を作るという流れにはならないと思います・・・。
なぜ、こどもが3人以上いる世帯だけ無償化なのか。教育を受ける権利の保障という観点よりも、「産めよ増せよ」政策にうつる。
多子世帯の大学授業料 無償化へ 2025年度から 政府方針:朝日新聞デジタル https://t.co/MDDUiWGVBE #少子化を考える
— 宮本徹 (@miyamototooru) December 6, 2023
それよりも、少子化対策というより教育産業対策にならないといいのですが。
Fランに税金使うのやめてくれ!
多子世帯の大学授業料 無償化へ 2025年度から 政府方針(朝日新聞デジタル) https://t.co/pXt4AmdiWM
— 【永江の新垢】データ解析好きのWeb系コンサルタント兼マーケッター (@IssekiNagae) December 6, 2023
大学の選別はさらに進まなくなりそうです。
大学が多すぎるんですよ。Fラン大学まで学生1人16万円はらう私学助成を切れば、研究費はもっと増やせる。 https://t.co/57ZXRH9e4Y
— 池田信夫 (@ikedanob) March 5, 2023
私学の建学の精神なんて吹っ飛んでしまいそうです。
日本の私学は私塾が起源だが、これも幕府や藩の規制や介入を嫌い、自由な教育を行うためであった。その系譜に私立大学がある。支配から自由であるためには補助金を受け取ってはならない。私塾の歴史を受け継いだ私学は度々思想を弾圧されてきた。「多様」な思想や教育は、民主主義や資本主義の根幹だ
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) December 6, 2023
大学の学費など医療費などと比べたら誤差だという指摘も。
ていうか、教育関係はマクロで見れば、財源心配しなくていいですよ。日本は老人医療なんかの社会保障費は年140兆円ぐらいで、国立大学交付金は総額1兆円です。私立とか合わせても、1兆円、2兆円の世界で桁が2つ違う。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) December 7, 2023
大学の費用対効果をそろそろ考えたほうがいいのかもしれませんが、そんな議論はかき消されてしまうインパクトを残しました。