22日に日本政府はアメリカへ地対空迎撃ミサイル「パトリオット」を輸出する方針を発表しました。
日本の武器輸出の名目は米国の備蓄ミサイルを補填するためです。ウクライナへの武器支援により米国の備蓄ミサイルが足りなくなっている状況があります。
今回の日本政府の決定はバイデン政権の要請に基づいて行われています。そのことは、バイデン政権が中国よりもロシアの脅威を懸念していることを意味します。
日本のパトリオットミサイル対米移転、インド太平洋ウォッチャーを唖然とさせる
1:バイデン政権の脅威はロシアだ
2:中国がすぐに台湾を侵略するとは考えていない
3:日本はノーと言う必要がある
日本とアメリカにとって本当に中国よりもロシアが喫緊の脅威なのでしょうか?
米国の要請に従順に従っている日本政府ですが、日本も有事の際に民間人保護に使用できる地対空迎撃ミサイルが不足している状況です。ロシアはそこまでの脅威を日本に及ぼしているのでしょうか?
米国はアフガニスタンからの撤退などで中国と対峙するためにアジアへシフトする意向を示していました。しかし、今では米国政府の関心が全て欧州大陸に注がれているように思えます。
米国政府は欧州大陸が冷戦の主戦場だった時代から卒業出来ていないようです。
「これはバイデン政権の優先事項について物語っている」
と語った。 「アジアは米国にとって優先舞台であるとの宣言にもかかわらず、彼らはアジアよりもウクライナへの武装を優先するつもりだ。」