こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
本日は震災対応を巡って、総理の呼びかけによって与野党の党首会談が行われました。
6与野党、能登視察を当面自粛 岸田首相「自身も見合わせている」
首相 “新年度予算案 予備費増額に協力を” 与野党 党首会談
維新が提言した国会議員による視察の自粛については、岸田総理から前向きなコメントがありました。各党の目線が合致することを期待します。
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さて、今日の党首会談では全員が「防災服」に身を包んでいました。
その後、連合の新年顔合わせ会で岸田総理や玉木代表と同席したのですが、やはりそのまま防災服を着られていました。武見敬三厚労大臣も防災服でしたね…。
被災地の現地に行くのであれば、防災服を着る理由はわかります。動きやすく丈夫で利便性が高い。
でも東京で会議や記者会見をするのに、防災服を着る必要ってあるんでしょうか??私も政治家になる前は疑問に思っていたことの一つです。
確かに見栄えを気にしたパフォーマンスである感は否めませんが、これはこれで合理的な面もあります。
実際に防災服を着ていれば、政治家自身も気持ちが引き締まって被災地のことが頭から離れなくなりますし、
会合に行くときやメディアに出演する際も防災服を着ていることで、周囲の人たちに「被災地のことを忘れてはいけないな、被災地のことも考えないとな」という意識が広がっていくという効果もあります。
「被災地が大変なのに、政治家は遠くで別のことばかりして!」
と被災地や関係者の方々の気持ちを逆なでしないということを踏まえても、遠方で政治家が防災服を着ることにも意味があるのではないかと現時点で私は感じています。
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いずれにしても、人命救助や復興はまだまだ正念場が続きます。
現在はまだ、自衛隊や消防などのプロフェッショナルが活動する時期。安易な善意は被災地の負担を増やすことになりかねません。
政治家による視察に代表される「やるべきでないこと」をしっかりと踏まえながら、引き続きできる被災地支援を全力で継続してまいります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年1月5日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。