2024年、辰年。今年初めての島旅をしに広島県にやってきました。
三原駅から呉線に乗り換えて25分ほどで忠海(ただのうみ)駅で下車します。ここから島にアクセスする船が出る忠海港は徒歩約5分です。
呉線を観光列車「エトセトラ」が行きます。空の青、海の青に列車の青がうまく溶け込んでいます。
今回私が訪ねるのは大久野(おおくの)島。瀬戸内海に浮かぶ無人島で、休暇村のある観光の島です。島の玄関、忠海港にはこんなシックな感じの待合所兼土産物屋があります。
タイトルでもうおわかりだと思いますが、大久野島は「うさぎの島」。島は無人島ですが、900羽を超えるうさぎが生息しています。これがとっても人懐っこいのでうさぎと戯れることができることで近年旅行客が増加しているのです。
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なんか映ってる。コワイ。
本当は昨年、うさぎ年のうちに来たかったんですがタイミングを逃しているうちに年が明けてしまいました。辰年ですが、うさぎの島。行ってきます!
島へはピンクに塗られたかわいらしい船に乗って15分ほどで到着します。フェリーでのアクセスになる時間もあるようです。
大久野島の港に到着すると早速うさぎ発見!!うさぎを探す必要はありません。うさぎの方からこちらに寄ってきます。これがなんともかわいい!
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あかん。
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あかんで。。
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惚れてまうやろーーー!!
わたしは後悔しました。エサを何も持ってこなかったことを。
うさぎはわたしに媚びを売りに来たわけでも何でもなく「エサが欲しい」からわたしに近づいてきてるのです。あの売店でエサは200円で売られていたのです。なぜ買わなかった。。。しばらく待って何も持ってないことがわかると他の人のところへ行ってしまいます。あぁ…
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オナカイッパイ。アタシャネムイ。
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小さな子ウサギの姿も!
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道の真ん中で昼寝するうさぎ。あぁ、うさぎになりたい。
それでもマイペースなうさぎたちの姿をながめているだけでほっこりした気持ちになってきます。
海に向かって集音器が並びます。さざなみの音や近くを通る船の汽笛を聞くことができますがこれもうさぎの耳を象っています。
陽光眩い瀬戸内海。海沿いの道をぶらぶら歩いているだけで気持ちが安らぎますね。
海を歩いている間にもうさぎが駆け寄ってきます。かわいいったらありゃしない。こんな体験ができる島、ほかにないです。
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バイバイ、またくるよ。
瀬戸の海とかわいいうさぎを愛でること1時間半。うさぎに見送られ、後ろ髪をひかれながら(ひかれるほどないけど)大久野島を後にしました。静岡から遠いけどまた来るよ、大久野島!今度はリュックにキャベツ一玉押し込んで。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2024年1月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。