2019年7月に「京都アニメーション」のスタジオで火を放ち、社員36人を殺害し32人に重軽傷を負わせた罪などに問われた青葉真司被告(45)に対し、死刑の判決が言い渡されました。責任能力の有無が争われましたが、裁判長は責任能力があったことを認めました。
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検察側は死刑を求刑し、弁護側は無罪を求めており、被告の刑事責任能力の有無が争点となっていました。
青葉被告は全身を90%やけどしていましたが、過去に例の無い方法で治療が行われたといわれています。
この事件で失われた京都アニメーションの人たちの命と才能は計り知れません。
社員数は増え、業績面も堅調だそうです。売上高は事件後に微減しましたが、現在以前と同水準に回復しているとのことです。それでもこの深い傷が消えることはないでしょう。