2023年の日本の国内総生産(GDP)がドル換算でドイツに抜かれたことが分かりました。これで、今世紀に入る時には世界第二の経済大国だった日本が、4位に転落したことになります。
ドイツの人口は日本の三分の二です。
しかし、栄えある第三位のGDPの持つ国となったドイツですが、一喜一憂はしていません。日本とドイツのGDPは為替レート次第では再度逆転する可能性が依然としてあります。
また、ドイツはインフレ率によりGDPが上がっただけで、国民は生活が豊かになっているという実感はあまり無いようです。
しかし、少子高齢化といった構造問題により、日本の経済が凋落していくことは避けられないように思えます。
日本は経済大国に戻ることを考えずに、観光資源などの残されたものを活用して生き残りを目指していくしかないという意見も。
https://twitter.com/HiroshiSukagawa/status/1758082954235175321?s=20
ただし原因と結果を完全に取り違えた分析と処方箋が人口に膾炙しつつあることは恐ろしいところです。
さらに人口が違うとはいえ、そのすぐ後ろにはインドも迫ってきているそうです。
あの方なら4位であっても肯定的に受け止めてくれることでしょう。