ロシア政府高官の汚職を暴く活動などで反体制派指導者の代表格とされていたアレクセイ・ナワリヌイ氏が獄中で亡くなったとロシア連邦刑務所が発表しました。
ロシア ナワリヌイ氏が死亡 プーチン政権批判の反体制派指導者https://t.co/Ps9cCRtZdg #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) February 16, 2024
ナワリヌイ氏は急に気分が悪くなり意識を失ったそうです。しかし、意識喪失後、医師の懸命な措置の甲斐も無く、死亡が確認されたそうです。
【露連邦刑務所発表】プーチン政権批判の急先鋒・ナワリヌイ氏が死去 47歳https://t.co/TbU9FeKzGz
ロシア連邦刑務所によると、収監中のナワリヌイ氏は16日、刑務所内で散歩後、気分が悪くなり意識を失ったという。医師が必要な蘇生措置はすべて行ったものの、死亡したと説明している。 pic.twitter.com/sjqXL5t4ed
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 16, 2024
ナワリヌイ氏は「過去の経済事件」を理由にロシア極東の極寒の地に「島流し」となっていました。当局の発表が事実であれば、ナワリヌイ氏は追放された場所で死亡したことになります。
だから極寒の地に移送したのですね… https://t.co/FabfWgvcb2
— 峯村 健司 / Kenji Minemura「台湾有事と日本の危機」(PHP新書)出版 (@kenji_minemura) February 16, 2024
「不慮」の死を嘆く声も。
全くの偶然だが収監されていたロシア反体制派のナヴァリヌィが大統領選までちょうど1ヶ月のタイミングで病死したようだ。全く偶然の不幸な不慮の死だが…
— 恒星間飛行 (@OKB1917) February 16, 2024
生前のナワリヌイ氏は欧米メディアや人権団体から、「リベラル」、「体制変革者」として持ち上げられていましたが、中身はプーチンに負けず劣らずの民族主義者でした。
ナワリヌイって反体制派とか説明されるけど実際は極右の民族主義者で、ウクライナに関してもクリミアはロシアのものだと言ってるような奴なわけで、現在のロシアにおいて怖いのは左派ではなくて右派だっていうのはある程度妥当っぽそう
— 蓮科のシェイプシフター (@lasstali) February 16, 2024
また、ナワリヌイ氏はプーチン氏と同じようにロシア人とウクライナ人が民族的には同じであり、いずれかは一つの民族として融合するべきだと示唆していたことがあります。その手段として何を用いる予定だったのでしょうか?
“Of course, it would be great if now we lived in one country with #Ukraine and Belarus, but I think that sooner or later it will happen anyway,” #Navalny said in 2011, expressing sentiments that could just as easily have passed #Putin’s lips. D Herszenhorn https://t.co/lOgcSKApJQ
— Ian Wilkie (@Wilkmaster) November 1, 2023
「もちろん、今私たちがウクライナとベラルーシと一つの国に住んでいれば素晴らしいのですが、いずれにせよ遅かれ早かれそうなると思います」とナワリヌイ氏は2011年にプーチンの口からも簡単に出てくるような感想を述べた。
ナワリヌイ氏の生と死はロシアの可能性と限界を我々に教えているのではないでしょうか?