ウクライナへのロシア侵略開始から2年

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

明日24日でロシアによるウクライナ侵略開始から2年が経過します。

改めてロシアによる武力侵略を最大限に強い言葉で批判するとともに、国土を守るために闘うウクライナに心から敬意を評し、できうる限りの支援を続けていくことを誓うものです。

2年を経過した戦況・国際情勢としては、厳しい側面が増えてきたと言わざるを得ない状況です。

開戦から2年が経ち、ただでさえ各国に「支援疲れ」が見えている中、頼みの米国は政治的混乱でウクライナ支援がままならない状況。

さらには大統領選挙で当選が有力視されているトランプ氏はウクライナ支援を打ち切る姿勢を見せており、もしそうなればプーチン大統領は笑いが止まらないでしょう。

イスラエルとハマス等武装勢力の紛争も、欧米各国のウクライナ支援の手を鈍らせています。

こうした中で正規軍同士の戦いとなった戦況は、徐々に自力に勝るロシアが局面によっては戦争を有利に進めつつあります。

バイデン米大統領(左)とウクライナのゼレンスキー大統領(2023年9月22日、ウクライナ大統領府公式サイトから)

しかし、ここが最大の踏ん張りどころです。

一度はほぼ全世界が一致して支援したにもかかわらず、結果としてウクライナが一部でも領土を取られることになれば(武力による現状変更を許すことになれば)、覇権国家による台頭を許すことになりかねないでしょう。

前述のように戦況も国際情勢も決して芳しいものではありませんが、開戦から2年を契機としてもう一度国際社会が結束してウクライナを支え、侵略国家を撃退する。

日本維新の会はウクライナに日本製ピックアップトラックを20台寄贈するなど独自支援をいち早く実行し、政府による自衛隊車両支援の先鞭をつけてきました。

引き続きウクライナの勝利のためにできることを、私も支援国の政治家の1人として考え続け、また政府に提案していきたいと思います。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年2月24日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。